ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『アドルフに告ぐ』初日★★★★★ 

[: KAATに行ってきました。
 
    「『アドルフに告ぐ』は僕たちの物語です。」 と成河くん。
 
 席は4列目センターブロック。
 
「『アドルフに告ぐ』初日観劇。この作品を演じる皆さんの疲労は凄いだろうと思う。座って観ていただけなのにこの疲労感。集中しすぎてカーテンコールの拍手が聞こえてきて我に返った感じ。是非多くの方に観ていただきたい。手塚さんが書いた頃から世界は変わっていないことに胸が締め付けられました。」
「子供たちに人殺しは正義と教えてしまう国がいまも世界にある。日本人は憲法の意味を考えるべき。多くの人たちに観てほしい」
「松井るみさんの美術の美しさにも魅せられました。」
 
ついこの間まで道化フェステだった成河くん、こんな短期間ですごい・・すごかった。こんな大変な役を毎日演じるなんて・・。久しぶりの洋くんの演技は嬉しくなるほどだし(やっぱり舞台の人だよ)、松下洸平くんは、この重い世界の中で癒しだった。その癒しの彼が憎しみに包まれていく。あるものたちが信じた「正義」から生まれた戦争。
その3人のアドルフはじめキャストの皆さん全員凄くて、このカンパニーのバランスよいなぁとつくづく思いました。幕が上がった瞬間(小此木まりちゃんが歩いてくる)から一瞬たりとも見逃さないようアドルフの世界に没頭できました。まだ初日、どんどん厚みが増していくのでしょうね。
木内宏昌さんの脚本もすばらしい!
 
斉藤直樹さまのtweet https://twitter.com/naokisaitoh/status/606135160745041920
『→「アドルフに告ぐ」の世界では史実と想像が毛細血管のように絡み合っている。だからこそ生身の人間が演じる意味がある。演劇という「嘘」を通して見えてくる真実がある。』『どんなに舞台上で憎しみ合い殺し合おうと楽屋では笑い声が絶えない。相手を信頼できるから思い切って嘘をつける。→』https://twitter.com/naokisaitoh/status/606137312355811328
『→そんな仲間に感謝したい。そしてそれを成立させてくれるお客さんに拍手を送りたい。千秋楽まで、そして死ぬまで新しい発見があるはず。』『「アドルフに告ぐ」開幕。文字通り緞帳が上がる芝居はいつ以来だろうと考えたらやはり栗山さんの「炎の人」だった。』『最後のピースを埋めにきてください。』https://twitter.com/naokisaitoh/status/606140869960335360
 
八嶋智人さんの感想『続→アドルフに告ぐ@KAAT。成河君はじめ3人のアドルフの集中力とエネルギー!冒頭から物語にぐっと引き込んだ小此木麻里ちゃんの歌はとても饒舌だった!朝海ひかるさんの強い切ない母性、鶴見辰吾さんの誠実さ!素敵な初日だったなぁ♪素敵な芝居は観る者の財産だなと思う夜でした♪』https://twitter.com/meganeouji840/status/606116360712617984
  
    「素敵な芝居は観る者の財産」  
 
げきぴあレポ http://community.pia.jp/stage_pia/2015/06/post-390.html
 
「遠くの国での出来事も他人事ではなく、我々が抱えねばならない大事な問題です」(栗山民也)
『音楽劇のような場面もあり、長いストーリーでも飽きさせない。成河演じるアドルフ・カウフマン、無邪気な少年がナチズムに染まり、やがて己の信じる道に突き進む様は、もはや凄みさえ感じさせる。対するアドルフ・カミル演じるは松下 洸平は気のいい関西弁の好青年が最後には全身憎しみに満ちあふれ、友人と対決、なかなかな芸達者。』http://s.animeanime.jp/article/2015/06/03/23535.html