ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『雪の轍(わだち)/Kis Uykusu/Winter Sleep』★★★★★ 

 角川シネマ
http://bitters.co.jp/wadachi/
トルコ・フランス・ドイツ合作映画『雪の轍』鑑賞。舞台みたいに休憩がないので体がキツかったけれど、第67回カンヌ国際映画祭 パルムドール大賞受賞に納得。
 
   「愛すること、赦すことー もがきながらも、探し続ける魂の雪解け。」
 
このキャッチコピーが秀逸。会話、そしてカッパドキアの風景に圧倒されるので、映画館で観るべき作品(私は100%映画館派ですが)。
今朝5時に目覚めてしまい寝不足だったうえ、3時間16分の映画だと知ったのがチケット買った後。ほぼ会話劇で物語が少し動きだす*まで体感的に2時間以上あったかな?でも、観に行ってよかった!(*動いたのにイスタンブールに行かず戻っちゃった。)
 
ロビーにシウマイさんのメッセージもありました。

 
監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 製作:ゼイネプ・オズバトゥール・アタカン 原案:アントン・チェーホフ 脚本:エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・シェイラン
ストーリー『カッパドキアに佇むホテル・オセロ。若く美しい妻と、離婚で戻ってきた妹と暮らす元舞台役者のアイドゥン。オーナーとして悠々自適に暮らす毎日だが、冬の訪れによって閉ざされいくホテルの中で、それぞれの内面が次第に明らかになっていく。さらに、アイドゥンへの家賃を滞納する一家との不和が彼を悩ませる。妻と妹、気の置けない友人、そして相容れない隣人との終わりのない会話をつづけながら、アイドゥンは人を赦すこと、愛することの意味と自らの人生に思いを馳せていく。凍てつく大地の雪解けを待ちながら―。』
http://www.fashion-press.net/news/15304
 
『ロシアを代表する文豪チェーホフの著作をモチーフにした本作には、劇作家シェークスピアや、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンを思わせる描写も。カッパドキアに雪が積もるにつれ、お互いの内面が静かに明らかになっていき、ストレートな言葉で感情をぶつけ合う彼らには、滑稽さすら漂う。』