ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

劇団野の上の『東京アレルギー』★★★★ 



こまばアゴラ劇場にて劇団野の上の『東京アレルギー』観劇。舞台が東京だと津軽弁、青森だと標準語の台詞でした。宮崎弁でお芝居する小松台東の松本さんは津軽弁も上手かった。大人だからなるんだろうな東京アレルギー。自分の中に「天使と悪魔」はいるけれど「希望と絶望(孤独)」も確かにいるわ。」
孤独なときにKちゃん(希望)とZちゃん(絶望)が出てくる気がする。
 
 始まる前に前説っぽく軽い津軽弁講座があり「へぇ〜」と思っていたら、津軽弁たっぷりでした。ディープすぎてわからない言葉が多かったけれど(宮崎弁のほうがわかる)楽しかったです。方言のお芝居っていいね。
そしてフォークダンスって元気もらえるね。なんでだろう。
 
作・演出:山田百次 http://ameblo.jp/zatsudan-nonoue/
『観音林まりあは、おのぼりさん。東京での生活にいつまで経っても慣れない上に、いつも鼻がムズムズ、喉もイガイガ。「私、東京にアレルギーなんだ」騙されてもほだされても友達のKちゃんとZちゃんに励まされ、彼女は今日もマスクにメガネのフル装備で、街に立つ。』http://www.komaba-agora.com/play/1672
 
北海道名寄出身の同僚が学生時代から15年くらい東京で暮らしている間、ずっと鼻炎に悩まされていて、8年くらい前に札幌に引っ越して、すぐ治ったのを思い出したわ。彼は東京アレルギーだったんだな。
主人公の観音林まりあは、東京に疲れ果て帰った実家の母親から、帰ってくるのは迷惑と言われたときは悲しかったけれど、自分の居場所を探して強く生きていかなくちゃいけないんだろうな。
 
アフタートークで羊屋白玉さん(指輪ホテル)が「東京は終わっている」と。私は東京生まれなので、東京にもがんばってもらいたい。

 『珈琲法要』『ニュークリアウォーター』  『奇想曲第58番』