両国シアターΧ、初日おめでとうございまーーす。明日までですが。
アゴラ劇場での支援会員様向けプレビューにも行きました。 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20160111/1452523384
仕事帰りだったので６時20分くらいに着いたけれど、整理番号17。ステージが目線より高くて前だと見上げる形になるので、真ん中の通路席、中央あたりへ♪
♪レイダース・マーチ（インディジョーンズのテーマ曲で始まるマクベスがかつてあったでしょうか。笑）に乗ってソンハくんと池田有希子さんの登場です。客席の私もワクワク、はやる気持ちが抑えられませんでした。この曲はwitsのテーマ曲になるのかな？演劇の冒険。
本編入る前（まくら）、『マクベス』は『ハムレット』『オセロー』『リア王』と並ぶシェイクスピアの四大悲劇の1つであるとかのシェイクスピア講座から始まりました。（演劇は「まくら」って言わない？）
"fair is foul, and foul is fair"
「きれいはきたない、きたないはきれい」（福田恆存、松岡訳）「良いは悪いで、悪いは良い 」（小田島訳）
ソンハくん、最高です。wits。
「楽しかった〜〜〜。満員御礼でしたねーー。初日おめでとうございます！！シアターΧの舞台は思いのほか広くて・・でも歩き回るわけではないのに、ハコの広さを感じない大きな二人でした。
100分の中にマクベスが、マクベス夫人が、ダンカン王が、マクダフが、バンクォーが、３人の魔女が、側近のシートンが、そして地獄の門番さんが、がっつり生きていましたね！！新しくて、面白いマクベスを見せてくれてありがとう！！！！」
と成河くんのブログにコメントしてきました。http://web-dorama.jugem.jp/?day=20160115
４幕２場、マクベスに殺されたマクダフの妻と幼い子どもの場面から始まり、最初に戻って１幕から最後まで原作に忠実に飛ばします。しっかりマクベスです。キーとなる台詞はアレンジせずに。二人で一瞬にして役が変わっても、それぞれの人柄がちゃんとわかるのだから、本当にすごい。
暴君と化していくマクベス、宴会の席でマクベスが友人バンクォーの亡霊を見て取り乱していくあたりからの鬼気迫るソンハくんのそれまでと全く違う狂気の表情に目が釘付け（ええ、全部に釘付けですが）でした。背中の開いたドレスを着た美しい（そして面白い）池田有希子さんとの掛け合いが素晴らしく、本当に堪能しました。たびたび暴走する有希子さんをなだめつつ軌道修正してゆくソンハくんがやっぱりお父さん的。最高のコンビだなぁ。
演出：西 悟志 出演：チョウソンハ 池田有希子 ／ 佐藤 友
wits＝池田有希子 ＋ チョウソンハ ＋ 西悟志 ＋ 菊川朝子 ＋ 西幸永 ＋ 佐々木透
『あっというまですが、明日が最終日です。14:00の回と18:00の回をもって、このお話は空気の中へ溶けて消えてしまいます。そんな魔法が解ける一瞬の煌めきを、是非、一緒に劇場で味わいましょう。』と成河くん。
読売新聞に「シェイクスピア作品の語りのみでの上演を目指す演劇ユニット「wits」の第１回公演」と書いてあった。『witsシェイクスピアシリーズ』第２回、第３回に期待しちゃうよぉ〜。
私の１列後ろに松岡和子先生いらしていて、最初にソンハくんに紹介されました！今度お会いしたら感想お聞きしよう〜。
井上裕朗 さんのTweet『ゆっこさんとそんはのwits『マクベス』観てきた。ふたりを心ゆくまで堪能。満腹。独白や修辞的表現がこんなにもしっくりきたのは初めて。変化球投げているようでどこからも逃げていないところが素晴らしい。』
アドルフ共演、コムちゃんもいらしてました〜。
