2016-08-23 日経夕刊に 『ビニールの城』の劇評(内田洋一さん)「宮沢りえの透明感に胸打たれる舞台だ」 「つながりあえない男と女の見えない壁をビニールのキッチュな質感が象徴する奇想の演劇だ。モモの宮沢が現実と幻想の間を行き交う妖精のよう。朝顔の森田剛が孤独のかげを出して健闘。ビニールの膜が上空に伸び、モモを封じる幻想シーンに唐の系譜をつぐ金演出の持ち味が出る。」