今日は、チェーホフの喜劇問題のレクチャーへ。『かもめ』公演関連レクチャーだったのでプレイハウスで上演中の『かもめ』の話が聞けるかなと思っていましたが、沼野充義先生は『かもめ』をご覧になっていないとのこと(今後観るともおっしゃらず・・あはは。「斬新らしい」と2回ほどおっしゃったわ)。なので、歴史的背景を踏まえてのチェーホフの話でした。
どうやらプレイハウスで公演中のかもめは、斬新らしい。もう観た友達も「どう観たらいいのか、わからなかった」って言った。
『かもめ』の「ボロすけ!」は、沼田先生の翻訳だったことがわかって、今日のチェーホフの内容が『100分de名著』とかぶるな〜って思っていたら(お月さまの話とか、「可愛い女」の話とか、他も)、ロシア東欧文学者の沼野充義先生は覚くんが出た『かもめ』回のゲスト講師をされた方でした!
作家チェーホフとモスクワ芸術座の演出のスタニスラフスキーとの書簡の話(喜劇か悲劇か。すれ違う二人)はおもしろかった。
「チェーホフくんは喜劇と言いはるけれど、普通の人にとっては悲劇です」 結論はそれですかっ😃
[ 終わってから友だちとアフター・チェーホフ。会うのは、ちょっと久しぶりだったので、楽しかった〜〜。お店が閉店時間じゃかったらもっと話していたかった〜。