ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

劇評 

30日の朝日新聞夕刊に二兎社「ザ・空気」報道の罠、喜劇調を交え斬る(山本健一さん)
表現の自由の危機を訴えるテレビ特集番組が、政権の意向をくむ経営陣の自己規制で、いかに改ざんされたか。永井愛が書き、演出する「ザ・空気」は、番組放送の数時間前を中心に放送ジャーナリストたちの抵抗と挫折を描く怒りの演劇だ。といってもしなやかな永井のこと。シチュエーションコメディーの手法も使い、笑わせなログイン前の続きがらサスペンスタッチで恐怖を高める。」「技陣は粒よりの5人。番組の主張を守ろうとする編集長(田中哲司)、キャスター(若村麻由美)、ディレクター(江口のりこ)に対して、経営側に立つ元新聞社論説委員のアンカー(木場勝己)との攻防が見もの。間に立つ職人肌の編集マン(大窪人衛)がおろおろするのがおかしい。」「人物像が生き生きとしている。田中が追い詰められ妥協する姿を無残に演じる。若村はきっぱりと華やか。ただ、キャスターが自殺しようとする経緯と最後の出世は、少しメロドラマ的過ぎないか。木場は古狸のような老獪さを戯画化もして演じ、達者だ。せりふのユーモラスな間が光る江口と、狂熱を秘めた演技の大窪が脇を締める。」