ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

木ノ下歌舞伎『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』★★★★★ 

 横浜にぎわい座 のげシャーレへ。
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木ノ下歌舞伎の『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』大千穐楽
2015年こまばアゴラ劇場でも初演も観ましたが、本当に素晴らしい作品。
 
2015年に観た『心中天の網島』 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20151006/1444144973
 
きっと優しい男なのだろうが…家庭を顧みない浮気男に尽くすおさんに涙で舞台がかすむほど…。演出の糸井幸之介さんが担当する歌詞と曲がすっと入ってきて、また涙。
初演と小春など数人キャストが変わっていました。
武谷さんは今回も素晴らしかったです。もぉね・・芸達者。本当にかっこいいです。西田夏奈子さんもすごく素敵です。
 
組み合わせた白い道(橋のような)の美術も2015年(白い平均台でした)よりしっかりとした作りになっていました。それでもよほど場数を踏まないと橋から落ちて怪我をしそう。30公演、大きな怪我なく終えられて良かったですね。大千穐楽ということでカーテンコールの最後は三本締めと、役者からのエコバッグ投げがありました。←私は受け取れず。

「天まで突き抜ける、ふしだらでピュアな“愛”と“死”」
心中天の網島ー2017リクリエーション版ー http://kinoshita-kabuki.org/amishima17
作|近松門左衛門
監修・補綴|木ノ下裕一
演出・作詞・音楽|糸井幸之介[FUKAIPRODUCE羽衣] 音楽監修|manzo
美術|島次郎、角浜有香 照明|中山奈美 音響|小早川保隆 衣裳|大野知英
 
出演|紙屋治兵衛(日郄啓介)、紀の国屋小春(伊東茄那)、おさん(伊東沙保)、粉屋孫右衛門(武谷公雄)、治兵衛叔母(おさん母)河庄女房(西田夏奈子)、丁稚三五郎・太兵衛相棒(澤田慎司)、舅五左衛門・太兵衛(山内健司

「木ノ下歌舞伎の旗揚げ10周年企画として、約2年にわたって5公演6演目を上演してきた「木ノ下“大”歌舞伎」。その最終公演は、近松門左衛門の最高傑作と評される『心中天の網島―2017リクリエーション版―』の全国5都市ツアー。」
「だらしなくも憎めない紙屋の主人・治兵衛、天真爛漫な遊女・小春、治兵衛を献身的に支える妻・おさんが織りなす“愛”と“死”のドラマを、低迷する社会をエネルギッシュに生き抜く町人たちの群像音楽劇へと押しひろげるのは、演出・作詞の糸井幸之介。監修・補綴ほてつの木ノ下裕一と共に、近松原作の緻密なレトリックを熱く鋭く再構築します。激しく燃える男女の愛、市井の人々のエネルギー、そして社会のリアルを浮かび上がらせるキノカブ版『心中天の網島』」
 
【 あらすじ 】大坂天満の紙屋主人・治兵衛は、妻子ある身ながら、遊女・小春と深く馴染み、ひそかに心中の約束をしていた。しかしある日、治兵衛は、小春が「死にたくない」と告白するのを耳にする。治兵衛は激怒して小春に別れを言い渡すが、実は小春は、治兵衛の女房・おさんに頼まれてわざと愛想づかしをしていたのだった。その事実を知った治兵衛は、小春がひとり死ぬつもりであることを悟る。治兵衛とおさんは小春を殺すまいとするが、おさんの実父・五左衛門が現れ、おさんは実家へ連れ戻されてしまった。その夜、治兵衛は小春を連れ出し、死への道行を歩みはじめる……。
 
300年前の作品です。深津絵里ちゃんも観に来たそうです。ETERNAL CHIKAMATSUで深津ちゃんの遊女小春でしね。
 武谷さんと、木ノ下さんからもサインもいただきました〜。
 次の木ノ下歌舞伎は、関東では初の『勧進帳
 武谷公雄さんは『郷愁のロマントピア』と『毛美子不毛話』←すごいタイトル(笑)