木ノ下歌舞伎10周年ということで、おめでとうございます!!
壇ノ浦の戦いで死んだはずの平知盛が、船宿の主人となって義経に復讐を企てる。
作|竹田出雲 三好松洛 並木千柳
監修・補綴|木ノ下裕一
演出|多田淳之介
出演|大石将弘 大川潤子 榊原毅 佐藤誠 佐山和泉 武谷公雄 立蔵葉子 夏目慎也 山本雅幸
昨日が初日、始まったばかりなので、少しだけ。もう一回観に行きます!!
「シアターイーストにて木ノ下歌舞伎『義経千本桜-渡海屋 大物浦』観劇。義経千本桜は中学生のとき学校で観に行った初めての歌舞伎(もちろん寝てた)。リバプールクリーニングの多田淳之介さん演出。メッセージ色が強いのは多田さんのカラーなのかな。それでも凄く面白くて、今かなり感動しています。」
「ノ下歌舞伎『義経千本桜〜』の美術が『奇ッ怪 其ノ弐』のような八百屋舞台で、奇ッ怪のアフタートークで前川さんが「平家を皆殺しにして、今がある」と話されていたなぁ〜なんてことも思い出しました。KAATで観た 快快 でも思ったけれど、多田さんの東京デスロックの舞台も観てみたい!」
と帰りにTweet。
クリアファイル購入。
本当に楽しかったです。歴史が苦手な私ですが、序盤の『平家物語』(*)があったことで、源平合戦の“説明付きの台詞”のおかげで楽しく物語に入っていけました。
(*)源義経から源義経が鼓を受け取る場面からの『義経千本桜』に入る前の40分は『平家物語』というのが面白くて、親切。『義経千本桜』は歌舞伎に忠実で(歌舞伎を知っている人はわかるようです)『平家物語』は脚色していますとのこと(まぁ、説明付き台詞ですしね)皆殺しにされた平家を表す “羽織の演出” も面白いです。
(アフタートークより)♫戦場のメリークリスマスとか♫つなみとか、音楽もメッセージ色が強いですね。震災の翌年にあった初演にも使われていた曲かな?オープニングの♫千本桜は小林幸子さんの歌だとか(最近だと初音ミク)。ある場面で使用している♫スタートレインはパヒューム10周年の曲で、多田さんがパフィ大好きで木ノ下歌舞伎10周年のお祝いみたいなものらしい。
武谷さんにもご挨拶できて、良かった〜。武谷さんもだけれど、今回、俳優の皆さん、いったい何役演じて何回死んで何回生きるんだろう。
フライヤーとチラシの束。