朝日夕刊に『アテネのタイモン』の記事も載ってた〜〜。
今回は友人たちと5人で観劇。同窓会みたいで楽しみ😃
劇団チョコレートケーキのナチス・ドイツ巡る2作品『熱狂』『あの記憶の記録』の記事が載ってた〜。オススメです!
「「熱狂」は、西尾友樹が演じるヒトラーが政権をつかむまでの幹部との躍進を描く。「ステログイン前の続きレオタイプにはしない」(演出の日沢雄介)との狙いでチョビひげはない。ヒトラーは「フューラー(指導者)」と呼ばせ、制服など統一的な美で若者を魅了する戦略を出し、雇用を創出、強いドイツを掲げ、主導権争いに勝つ。「見たくはないか。眩(まばゆ)く光り輝く祖国ドイツを!」と理想に燃える演説を西尾が熱演する。「あの記憶の記録」は1970年のイスラエルのユダヤ人家族を描く。アウシュビッツで同胞を裏切る特殊任務を強制された主人公はホロコースト(大量虐殺)の記憶に苦しむ。「熱狂」ではユダヤ人差別やアーリア人種の優位性を説くヒトラーがほとんど描かれていない。「あの記憶の記録」からユダヤ人の傷の深さがひりひりと伝わるからこそ、ヒトラーがなぜユダヤ人差別に至り、人心をどうつかみ、大衆がどう惑わされたかを深めてほしかった。移民排斥やヘイトスピーチが問題化する今、その視点が必要だと思う。」(山根由起子さん)