シアターウエストへ。
最前列でした。
悪い芝居の『メロメロたち』大千秋楽観劇。初演のキャスト（＊）が好きだったので自分がどう思うかな〜と思って観たのだけれど、やっぱりいい作品はいいね。
×０（メロではなくカケルゼロ）に救われるのです。山崎彬くんが書くセリフが若者でない私の中にも沁み入ってはりつくのです。よってメロメロです。
（＊）2016年に上演された『メロメロたち』 http://f.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20160727174203 ←感想が同じ。昨年末第24回OMS戯曲賞大賞を受賞していたのね。納得です。
【作・演出】山崎彬 【音楽】岡田太郎
【キャスト】渡邉みな（めがね） 植田順平 中西柚貴 永嶋柊吾 山崎彬 東直輝 アツムワンダフル
岡田太郎 小田龍哉 北岸淳生 潮みか 佐藤かりん※(B-side)
http://waruishibai.jp/re-mr2/
「富士山あたりを境に東西戦争が起こり、分断された架空の日本。その戦前と戦中と戦後の物語。戦火の中、新曲のレコーディング中に武装した女子高生の放った銃弾がヴォーカルの身体を貫く。その直後に身体から炎を上げ命を燃やした去り際は、ロックバンド“メロメロ”を伝説に変えるには十分すぎる出来事だった。
あれから5年―――
音楽ライター・神谷ふりかけは、消息を絶ったメロメロの元ドラマー・雑味葉蔵のもとを訪ねる。あの日以来、葉蔵は自宅に引きこもり、ひたすらにドラムを叩き続けるだけの生活を送っていた。泣くように響く葉蔵のドラムの波が音楽を覆いつくすその瞬間、過去の歌声がその波に乗り、本当の伝説を語り始める。」
山崎彬くんが作る演劇作品にボーダーラインがなくて、どれも優しくて、物語もセリフも素晴らしい。だから、みんな観た方がいいよーー。
NODA・MAPの『桜の森の満開の下』も大千秋楽。今回チケット取れなくて当日券に並ぶ気力もなく断念した。でもテレビ放送決まりました！
