デパ地下でワンタン麺を食べてからコクーンへ。
Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5 『罪と罰』
シアターコクーンにて『罪と罰』観劇。素晴らしかった~!フィリップ・ブリーンさんの演出楽しかった。キャストも美術も照明も衣裳も良かった〜。振替で観ることが出来て良かった。キャストの皆さま昼夜大変だったと思いますがいい舞台を観られて幸せです!
美術を観てまず蜷川さんを思い出した私。コクーンだしね~。ラストに後ろが開いたときもね(でも全開ではなかった。駐車場見せなかった。笑)
キャストの皆さんが複数の役を演じているので、カーテンコールでその人数の少なさに驚いた!
「1幕のような演出は外国で流行りなのか」ってケラさんが呟いていた意味がわかった。長塚さんの「浮標」くらいからあれだよね。前川さんの「プレイヤー」もだ。
さいたまネクスト・シアターの松田慎也くんがとても良くて泣きそうに嬉しかったなぁ。ラスコリニコフの親友ラズミーヒンは暗い舞台の中で彼は唯一あたたかくて優しい日差しのような存在。(松田慎也くんのホレイシオ、観たいな。)
あの勝村さん(ロージャを追い詰めていく国家捜査官のポルフィーリ・ペトロヴィッチ)でテレビシリーズやってほしい(笑)身体能力が良いとはいえ2幕の勝村さんのプチ暴走は怪我しないか少し心配でしたよ。
あと、クラリネットとチェロの生演奏の演出も素敵だった!
そして何より「正義のためなら人を殺す権利があると考え殺人を犯す主人公・青年ロージャ(ラスコリニコフ)」三浦春馬くんが凄かった。カーテンコールの春馬くんは可愛かった。
と帰りの電車でTweet。
原作:フョードル・ドストエフスキー 上演台本・演出:フィリップ・ブリーン 翻訳:木内宏昌美術・衣裳:マックス・ジョーンズ 照明:勝柴次朗 音楽:パディ・カニーン 音響:長野朋美 ヘアメイク:佐藤裕子 アソシエイト・デザイナー:ルース・ホール
<出演>三浦春馬、大島優子、南沢奈央、松田慎也、真那胡敬二、冨岡弘、塩田朋子、粟野史浩、瑞木健太郎、深見由真、奥田一平、山路和弘、立石涼子、勝村政信、麻実れい、高本晴香、碓井彩音
<ミュージシャン>大熊ワタル(クラリネット)秦コータロー(アコーディオン)新倉瞳※(チェロ)
あらすじ「帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルク。頭脳明晰な貧乏青年ラスコリニコフは自分が「特別な人間」として、「人類が救われ、その行為が必要ならば、法を犯す権利がある」という独自の理論を持っていた。そして強欲で狡猾な質屋の老婆を殺害し、奪った金で世の中のために善行をしようと企てている。そんな中、酒場で出会った退職官吏ら貧乏な家族を見ると質入れで得たお金をすべて渡してしまう。老婆を殺害するが妹まで手にかけてしまい、罪の意識、幻覚、自白の衝動に苦しむことになる。一方、老婆殺人事件を追う国家捜査官ポルフィーリはラスコリニコフを疑い心理的に追い詰めていく。退職官吏の娘・娼婦ソーニャの家族のためへの自己犠牲の生き方に心をうたれた彼は・・・」
「(三浦春馬くんと)『地獄のオルフェウス』で初めてご一緒し、彼の素晴らしい俳優としての可能性がわかりました。そして実際、彼は素晴らしい俳優になり、今回その類い稀なる感情の幅を持ってこの象徴的な役を演じることをとても楽しみに思っています。脚本家としても、この役を演じてもらいたいと思う俳優は、世界中どこを探しても彼の他には考えられません。」と演出のフィリップ・ブリーンさん。すごくわかります!
三浦春馬さん、舞台づくし 「罪と罰」狂気に振れる - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20181228/k00/00m/040/247000c
気絶するシーン、印象的でした。
1月3日の記事だけど、モダンスイマーズとも「いつか一緒に芝居をしてみたい」って書いてある!! 春馬くん、モダンスイマーズの舞台に出て欲しい!!