いつもの新橋亭でランチ。
急遽チケットを譲っていただけることになりシアターコクーンへ。立ち見もたくさんいたので、当日券はかなり少なかったかなと思うとラッキーでした!
面白かった!!久しぶりに唐さんWorldを堪能。唐さん79歳になられたそうで、おめでとうございます!!クロークのところにいらっしゃったけど全然お変わりない!
うまく伝えられない!! と思ったので山田勝仁さんの記事を貼ります。
そうなの、この通りだったのよーーー!
「1974年に唐十郎作・演出・出演により状況劇場が初演した作品。今回の演出は唐十郎の愛弟子である金守珍(劇団新宿梁山泊)」日刊ゲンダイDIGITAL
私が思っていた宮沢賢治の「風の又三郎」ではなく、唐版はかなりシュールでグロテスク。だけど、舞台から目が離せなかった。 度々客席サイドの壁に映し流された文字にいつも気づくのが遅くて、あっと思うと消えてしまったのが悔しい。
山田勝仁さんの記事より「宮沢賢治、ギリシャ神話、シェークスピアなどをモチーフに、妄想、幻想とロマンチシズムがない交ぜになった劇世界。おもちゃ箱をひっくり返したようなおびただしいイメージの洪水はまさに唐ワールドだ。
唐作品を知り尽くした金演出による俳優たちの“身体性ある演技”が素晴らしい。
窪田はガラスのようにはかない織部の純粋さ繊細な心象を生き生きと演じ、圧倒的な存在感を見せつけた。凜とした立ち姿の柚希は少年と艶めかしいエリカを往還。深紅のドレスでの情熱的な歌とダンスは見事。
脇を固める俳優陣がまた豪華。織部たちが踏み迷う「死の世界」の奇怪な人物たち。教授(風間杜夫)、淫腐(金守珍)、珍腐(石井愃一)、乱腐(六平直政)。石井は蜷川幸雄演出の常連で唐戯曲とは相性ピッタリ。金守珍の盟友で状況劇場出身の六平は、まるで水を得た魚のように破天荒なアングラ役者っぷりを発揮する。風間と狂言回し役の山崎銀之丞はアングラ演劇と一線を画したつかこうへい門下であるが、初挑戦の「アングラ芝居」を喜々として演じ、特に風間の毒々しさ、パワフルさは圧巻。」日刊ゲンダイDIGITAL
江口のりこさんオススメのミカドコーヒーで。