シアター風姿花伝にて『終夜』初日ぶり2回目。
母の火葬を終え骨壺をビニール袋に入れ帰宅したヨンと妻とヨンの弟夫婦の一夜のオセロの駒を交互にひっくり返していくような会話劇。
愛するのも愛されるのも傷つけ合うのもパワーがいる。わかってもらいたいのに人の話を聞かない不器用で孤独な大人たち。
『終夜』でもあんなに正直に求められるのは羨ましい。栗田桃子さんが圧巻。
乳離れしていない男たちも愛しい。シャーロットとモニカがダメ男と別れられないのは母性なのか。
人はなぜ愛に満たされないのだろう。この絵みたいだ。
アランの幼児性は初日より弱まっていました(あれでも )