ヒューマントラストシネマ有楽町で『ウルフウォーカーWolfWalkers』を字幕で。
「アイルランドの歴史や神話を題材にした「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」で連続してアカデミー長編アニメーション部門にノミネートされたトム・ムーア監督とアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」が、前2作に続くケルト3部作の3作目として手がけた長編アニメーション。」
素晴らしかった『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』よりもさらに好き。
ストーリーはもちろんアニメーションのクオリティの高さに息を呑む。特に森の中がすごい。音楽も美しい。
主人公の名前がロビンで、狼のハンターを仕事とするパパはグッドフェロー!ということで女の子の名前はロビン・グッドフェロー!←(ここで反応しちゃうのわかってくれますか?「夏の夜の夢」パックですよ)では狼たちと森に住むウルフウォーカーの女の子の名前メーヴの意味は?
メーヴ(英: Maeve, Medb)は、ケルト神話に登場する、コナハトの女王。名前の意味は「酩酊」らしい。
護国卿の声がサイモン・マクバーニーでした!
この映画、ガールミーツガールのストーリーがとてもいい。ロビンとメーヴ、その名前からしてジェンダーなのもいい。
中世のイングランドに支配されたキルケニーが舞台なので、あとは家に帰ってから調べてみよう。
と、ここまでツイートして帰宅。
明日追記しまーす。
https://child-film.com/wolfwalkers/
あらすじ「舞台は中世のアイルランド。城壁に囲まれたこの街にやってきたイングランド人の娘とその父を中心に物語は展開していきます。父は森で狼たちを追い払う仕事をし、娘は家の中に閉じ込められ家事をするように命令されます。とても好奇心が強く行動的な娘は、父の仕事を尊敬するあまり、父を多少でも手伝おうと、言いつけを守らず壁を乗り越えて、一人冒険へと繰り出します。そこで森の中へと迷いこみ、偶然ウルフウォーカーである女の子と出会い、友情を育むようになるのです。しかし、お父さんのボスである護国卿の怒りがついに爆発し、狼たちが住む森は焼き払われることが決定しました。友だちと護国卿に囚われた彼女のお母さんを助けるため、必死に戦う娘……。」
監督:トム・ムーア、ロス・スチュアート
製作:ポール・ヤング、ノラ・トゥーミー、トム・ムーア、ステファン・ローランツ
製作総指揮:ジェリー・シャーレン、イン・ヤン、エリック・ベックマン
脚本:ウィル・コリンズ
音楽:ブリュノ・クーレ、KiLa、オーロラ
声の出演:オナー・ニーフシー、エヴァ・ウィッテカー、ショーン・ビーン
原題:WolfWalkers
配給:チャイルド・フィルム
後援:駐日アイルランド大使館
音楽は前2作同様、ケルト音楽のバンドである「KiLA(キーラ)」と、今回新たに『アナと雪の女王2』で知られるノルウェーの新世代歌姫AURORA(オーロラ)が参加。透明感あふれる澄んだ歌声が、現実から遠く離れた世界へと観客を導く。
オーロラの歌声聴いて〜〜〜〜。
'Running With The Wolves' AURORA | Wolfwalkers (2020) Official Trailer Song Sountrack OST
「主人公の少女は二重に抑圧された存在だ。狩人は男がなるもので、子どもは街の外に出ることを禁じられている。そんな抑圧的な街はモノトーン調に描かれ、対照的に森は自由を象徴するかのように豊かな色彩が広がる。対比的構図はキャラクターデザインにも表れている。町の人物たちは鋭く鋭角で、ウルフウォーカーのメーヴやその母は、丸みを帯びた包容力を感じさせるデザインになっている。この対比には、既存の人間社会の硬直さが表れている。」(杉本穂高さん)
三部作の第1作は2008年に公開された『ブレンダンとケルズの秘密』 は、世界一美しい聖なる本「ケルズの書」を巡る、少年修道士ブレンダンの物語。わたし、これ観ていないんですよーーー。再上映待っています。