スパイラルホールにて『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』観劇。薬が効いて一回もくしゃみ・鼻水出ませんでした(良かった〜)
南側の3列目センターあたり。約90分。
舞台は50、60、80年代のアメリカ・ミネオラ。開演前に舞台上に地図が映し出されていたのでニューヨークに近いことがわかります。
ジェンダー問題が前面に出ている内容でした。でも時代が大きく移行するのでけっこう難解。もっとコメディなのかと思っていました。タイトルに「コメディ」とあるので回を重ねて硬さも取れて変わっていきそう。
汚いくつ下がキーワードかしら。次観るまでに戯曲読みます。
双子のマーナとマイラは表裏一体(私の中にもその二面性は存在するなぁ)。キャストの皆さまの役の演じ分けもすんなり入ってきた。
踊るようにセットを動かす役目も担った王下貴司さんと斉藤悠さんがかっこよくて目を引きます(ステージングは小野寺修二さん)
「#小野寺修二 さんのステージングは本当に素敵🎵#デラシネラ ファンの僕にとっては幸せな瞬間がたくさんあります❤️ありがとうございます☺️」
#小野寺修二 さんのステージングは本当に素敵🎵#デラシネラ ファンの僕にとっては幸せな瞬間がたくさんあります❤️
— 八嶋智人 (@meganeouji840) 2022年1月6日
ありがとうございます☺️ https://t.co/LPLmlNFsRa
八嶋さん、素敵でした。最初の登場が眼鏡なしの八嶋智人さんと王下貴司さん斉藤悠さんの3人のダンス。キャー♥️となりました。
https://www.siscompany.com/produce/lineup/mineola/
作:ポーラ・ヴォーゲル
演出:藤田俊太郎
キャスト:大原櫻子 八嶋智人 小泉今日子 王下貴司 斉藤悠
美術:種田陽平 照明:日下靖順 衣装デザイン:伊藤佐智子 音響:加藤温 映像:横山翼 ヘアメイク:宮内宏明 ステージング:小野寺修二 舞台監督:瀬﨑将孝 プロデューサー:北村明子
STORY「舞台は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラ。一卵性双生児マーナとマイラ姉妹(大原櫻子)は、全く同じ容貌なのに性格は全く似ても似つかず、お互いを遠ざけながら生きてきた。
始まりは1950年代。核戦争の恐怖が日常生活にも蔓延るアイゼンハワー政権下。保守的な女子高生マーナは、結婚こそが輝かしいゴールだと、すでにジムと婚約中。一方のマイラといえば、世間の常識なんかクソくらえの反逆児。男の子たちと“発展的”交際を広げている。そんな評判が耳に入る度、お堅いマーナのストレスは爆発寸前。ある時、素行の悪いマイラを諭そうと、マーナに頼まれたジムがマイラの元へと向かったのだが…。
時代は飛んで1969年。ベトナム戦争の泥沼にあえぐニクソン政権下の世の中。“良い子”マーナと10代の息子ケニーが銀行の列に並んでいる。ラジオからは、過激な反戦運動に身を投じたマイラが、ついには指名手配の逃亡犯になったニュースが流れてきた。ところが、不仲だったはずのマーナは、その銀行でマイラのための逃走資金をおろし、息子ケニーをマイラの隠れ家へと向かわせようとしていた…。
一体、マーナの真意はどこに?
そして場面は、20年一気に飛んで1989年。パパ・ブッシュ政権下の世の中へ。ラジオからは番組DJの声が聞こえる…。「言い返せ!やり返せ!咬みつき返せ!」その声の持ち主は?