本多劇場にてEPOCH MAN『鶴かもしれない2022』小沢道成一人芝居、圧巻でした。C列センターあたり。
2022年のとき一人では広い駅前劇場を支配していたと書いたけれど、さらに広い本多劇場を余さず支配していた。
『鶴かもしれない2020』★★★★★
作・演出・出演:小沢道成。音楽・美術・衣裳・ヘアメイクに加え、物語自体も新たに構築し、新しい演出に一新された「鶴かもしれない」。打ち出の小槌のような演出が楽しい。舞台の使い方(全部ひとりで動く動かす)も素晴らしい!そして日々命削らないとできないだろう… 観客のために自ら羽根をむしって織って、またむしって織って… 凄かった。夢中で観ていたので約70分があっという間。
鶴子、可愛かった〜。
そして、儚く、とても綺麗だったーー。
ラストのクイマックス場面、一途な鶴子が好きな人のためにあることをしていたのを見られてしまう。痩せ細った鶴が残りの羽を羽ばたかせている後ろ姿に見えました。あまりにも艶やかで、悲しくて涙が…。
みっちー最高(^O^)
本日も多くの方にこの演劇を観てもらえて嬉しいです。劇場は人生が集まる場所だと思ってるので、その景色を空気を感じることができて嬉しいです。
— 小沢道成 (@MichinariOzawa) 2022年2月25日
ご来場ありがとうございました。
明日26日と27日で終わります。
直前WEB予約もご利用くださいませ。https://t.co/CFpWKUUFBR#鶴かもしれない2022 pic.twitter.com/MEbtybMHpl
epochman.com/webticket.htm
メイキングかもしれない#30【本番直前の稽古場から】 https://youtu.be/-k9SEdiO3IQ @YouTubeより
小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』予告編
「本作の見どころは、童話『鶴の恩返し』をベースに現代へと置き換えた、犠牲的な女の愛。
命を助けてくれた男のために自らの羽をむしりとって機(はた)を織る鶴のように、愛する男のために女は尽くす。その生々しい恋愛心理を、ユーモアとアイロニーに満ちた台詞で、時に鋭く、時に滑稽に描き出し、観客の共感を誘う。そして、もうひとつの見どころが、ラジカセを使った遊び心あふれる演出。小沢は3台のラジカセに台詞を吹き込み、それと会話をすることで、女と男のやりとりを表現する。一風変わった「ひとり芝居」のスタイルは、今回も健在。そこに本多劇場ならではの新たなギミックを盛り込むことで、自らのライフワークとなっている本作を2022年仕様にリブートする。」
作・演出・出演:小沢道成 音楽:オレノグラフィティ 美術:山本貴愛
舞台監督:浦本佳亮+至福団 照明:南 香織(LICHT-ER)音響:堀江 潤 衣裳:藤谷香子(FAIFAI)ヘアメイク:笹川ともか(プランギカシー)宣伝美術:藤尾勘太郎 宣伝写真:宮脇 進(PROGRESS-M)オフィシャルライター:横川良明 メイキング:谷口恒平 制作:半田桃子 制作助手:柴田紗希 票券:村田紫音 企画・製作・主催:EPOCH MAN
これまでの衣裳が展示されていました。
19:30開演前に星乃珈琲店。