『鎌倉殿の13人』第10回「源氏」
ついに成河・義円の登場です!
ツグミ🐦を手に。とても清らかで、ほんの少しの時間で今日の全部を持っていくくらいの存在感だった(ファンの贔屓目線😊)と思っています。台本だとほんの数行の言葉、声だけで義円の思慮深さがわかります。説得力がある声だもの。
(あ、私は義経に義円という兄がいたことを知りませんでした。💦)
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/gien.html
義円または源 義円は、平安時代末期の僧侶で、源義朝の八男。 母は常盤御前で、幼名は乙若丸。同母兄に阿野全成、同母弟に源義経がいる。源頼朝の異母弟。子に愛智義成。Wikipediaより 義円(乙若)は園城寺で出家。
「鎌倉殿の13人」頼朝弟・義円も合流!実力派・成河が舞台縫って初大河「やべぇ(笑)」重要な役に重圧も― スポニチ Sponichi Annex 芸能
すごく良いインタビュー、ありがとうございます。なので、記事全文↓
「成河が今回演じる義円は、頼朝の異母弟で義経(菅田将暉)の同母兄。父・義朝が敗れた「平治の乱」(1160年)後に近江・園城寺へ入るが、兄の挙兵を聞き、京から駆け付ける。弓矢の名手にして、和歌にも通じる。
第10回は「根拠なき自信」。平家の追討軍を見事に退けた源頼朝(大泉洋)。これを聞いた後白河法皇(西田敏行)はほくそ笑み、平家の総帥・清盛(松平健)は都を京へ戻すことを決断。奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)は源義経(菅田将暉)の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう…という展開。
頼朝の異母弟・源範頼(迫田孝也)が遠江から駆け付け、三男・頼朝、六男・範頼、七男・阿野全成(新納慎也)、九男・義経と兄弟が集結。そして、頼朝は平家方の常陸の武士・佐竹義政(平田広明)征伐に出陣。上総広常(佐藤浩市)の交渉が実り、大勝利した。
八重(新垣結衣)に対する義時の想いを知った頼朝が2人を取り結ぶと話していると、若い僧が現れる。八男・義円だった。
義円は鳥かごを手に取り「これはツグミでございますね。ヒヨドリに似ていますが、ツグミはさえずりません。口をつぐむ、からツグミと呼ばれているようです。兄上でございますね。お会いしとうございました。源義朝が八男、乙若でございます。今は義円と名乗っております」と穏やかな口調。頼朝にあいさつした。
大河初出演に、成河は「舞台は2~3年前には決まっていたりして、映像の仕事とオファーのタイミングが全然違うんです。ずっと舞台漬けの日々なので、映像のお話を頂いても、スケジュールが合わないことも多々ありました。だから『また無理なんでしょ?』と思いましたね(笑)。今回は、うまく縫えるようにマネジャーさんも頑張って調整してくれて、撮影に参加することが叶って、うれしかったです。毎回の仕事、一つ一つが縁。今回の縁は、自分への何かのメッセージだったのかなと思っています」と喜び。
昨年2~3月、4年ぶりの再演となった舞台「子午線の祀り」(作・木下順二、演出・野村萬斎)に出演。「平家物語」を題材にした不朽の名作で、再び源義経役を演じたとあり「源平の世界観には親近感があったんですが、不勉強で(今回演じる)義円という人物はあまり知らなくて。可能な限り調べたんですが、残っている資料も少ないんです。そこを三谷さんがピックアップなさって。大事な役を頂いて『やべぇ、やべぇ(笑)』『これは大変だぞ』と思いましたね」と率直にプレッシャーも明かした。
義円は荒くれ者の坂東武者たちとは異なり、和歌もたしなむ。「気品は少し言い過ぎかもしれませんが、そんな佇まいを意識しました。僧侶なので、精神も清らかな感じ。そういう人物として兄弟の中に入っていく、ある種の異物感が面白い。そこを大事にしました」と役作り。
剃髪の特殊メークは、付けるのに1時間以上、外すのに30分かかり「その大変さはありましたが、ハリウッドと遜色ない最先端の技術が使われていて、物凄く近くで写真を撮っても、シワ1つなく、毛穴までが表現されている精工さ。衣装や小道具も含めて、そこまで精工なものを身に着けさせていただくと、精神に及ぼす影響があって。簡単に言うと、とてもその気になれるんですね(笑)。舞台は比較的、何もない、必要最小限のところから自分の想像力を逞しくして向き合っていくことが多いですが、今回のように、キャラクターの世界観を身にまとわせていただくと、自分のイメージがより広く、深く補強されました。これは本当に初めての体験でした。(特殊メークを)一度着けると、精神が清らかになります(笑)。剃髪になって、これが飾りを削ぎ落とし、むき出しにした自分を見つめるということなんだ、これが僧侶というものなんだという気になりました」と貴重な経験を振り返った。
キーパーソンとなる義円&成河に目を凝らしたい。」
「鎌倉殿の13人」源氏の行く末を示す”キーパーソン”義円役の成河、初の大河は「瞬発力で演じた」 : スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20220312-OHT1T51267.html
「義経の「裏の顔」をあぶり出し、その性格を頼朝が知ることとなる義円の存在が、物語全体の中でカギになる人物であるということは、周囲も感じたようだ。それは、2017年の劇団☆新感線の舞台「髑髏(どくろ)城の七人」でも共演した小栗との会話でも感じたという。
「現場で(小栗)旬君と(源氏の)兄弟に関する話をしたんですが、『義円というのは、源氏が大きく動く上でのターニングポイントになる存在じゃないかな』と言っていて。自分もそう思いますね。歴史ドラマは『たられば』が面白いところではあるんだけど、義円が出る回はその極致だと思います。出演後も(存在感を)残せるものは大きいと思うし、その点で作品に貢献できていたら…と考えています」
今後は源氏の平家打倒に向けた動きが活発化し、物語で最初のヤマとなる壇ノ浦の戦いにまで突き進んでいく。その中で義円の存在は、演じた成河の意識とは別に、しっかりと足跡を残していることは間違いない。」
<鎌倉殿の13人>次週第11回は「許されざる嘘」平家討伐を焦る義経(MANTANWEB)
写真のキャプション:NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第11回場面カット 兄の義円(成河さん)にある嘘をつき、平家と戦いに行くようそそのかす源義経(菅田将暉さん)(C)NHK