『恋い焦れ歌え』平日20時すぎからの映画。シネクイント上映最終日だし私たちが大好きな小久保寿人くんの舞台挨拶があるというので急遽シネクイントへ。急遽、熊坂出監督もサプライズ登壇で、ラッキーした！
小久保くんのサインがない😳
映画館で予告を見ていたのでハードなのは想定内だったけれど、そのキツい世界にある優しい愛を受け取ることができました。観に行って良かった。小学校臨時教員・桐谷仁（稲葉友）（先生）はKAIを救い、KAI（遠藤健慎）も桐谷先生を守った。ある人物が作ったシェルター（世間からはみ出した人間を、そこで働かせていた。）KAIの仲間の翔太がいて救われたのは桐谷先生だけでなく私も。妻役のさとうほなみちゃんもよかった。
STORY「清廉潔白な小学校臨時教員・桐谷仁（稲葉友）が主人公で、正規教員の道も開かれ順調な彼の人生が、ある夜、深い闇へと突き落とされる物語。覆面の男に覆面の男に襲われ、身も心も凌辱された仁は激しいトラウマを抱えながらも、収入格差のある妻・仁美（さとうほなみ）との結婚生活、国語教師としての自分のキャリアのため“変わらぬ日常”を送っていた矢先、謎の青年KAI（遠藤健慎）が現れ、再び彼の日常は狂い出す。]
原作・脚本・監督：熊坂出 音楽：YURI SHIBUICHI 製作総指揮：石黒健太
出演：稲葉友 遠藤健慎 さとうほなみ 高橋里恩 松永拓野 水澤紳吾 瓜生和成 中村まこと 黒沢あすか 小久保寿人
KAIの仲間の翔太（高橋里恩）がいて救われたのは桐谷先生だけでなく私も。ただ翔太の弟・文のあるシーンだけは目を背けたくなった。シェルターで暮らす学校に行かない子どもたちが桐谷から国語の授業を受けたことにより、外の世界へ出たのだろう… 彼は学校に行きたくなったのかな？
小久保くん曰く「間宮という代議士の裏の顔は変態でコレクター。シェルターを作り、人間を閉じ込めておく」そこから出ることを許さない。大事なコレクションだから。でも自分のコレクションへの愛はあったと思う。ただ・・桐谷仁はコレクションではない異端だったのでは・・自分の思い通りに彼（桐谷）はいかなかったから。
でも小久保くんから役の間宮のことを聞けたのですごく腑に落ちたし、蜷川さんがさいたまネクスト・シアターを作ったときのお話もされてのは嬉しかったな。とても優しい人柄なので役とのギャップに驚かれた人、多いはず。
小久保くん、相変わらずやわらかくニコニコしていて、癒された〜。役に入る前に準備したお話とか聞けて、やっぱりすごい俳優だと実感。監督からの信頼も半端なかった。愛されていました。目の前にいる小久保くんの体が大きくてびっくり。ゾンビのドラマ＆映画で大きくしたのでしょう… 。会えて嬉しかったなぁ。
映画終わってから隣で観ていた友だちに「志々雄か⁉︎」となったと言ったら友だちもでした。あはは🤣 観ればわかります。
主演の稲葉友くんと遠藤健慎くん、そして小久保くん（いちばん辛い役です）身をとことん削っての演技、素晴らしかったです。
中村まことさんか警官役でした。レイプ被害者が警察に被害届を出すと、現場検証にて２回目のレイプを味わうのか… いわゆるセカンドレイプ以前に… となりました。
「稲葉は「生々しく力強い物語に強烈に惹かれ、同時にこの作品の世界へ桐谷仁として飛び込む期待と怖さが膨らんでいきました」と本作との出会いを語り、「丸裸になり自分の全てを懸けて臨もうと思えました。絶望も希望も憎悪も愛も、真っ向から描いた作品です」とアピールした。彼は劇中でラップとピアノ演奏を初めて披露する。
そして監督・原作・脚本を担当する熊坂出は「稲葉友さんは、ある種の象徴として捉われかねない仁という役を、世界中の傷だらけになった人達に対して最大の誠実さを持って背負ってくださいました」とコメント。ラップ監修はラッパー・小説家として活躍するハハノシキュウが手がけた。」（ナタリーより）
友だちが撮った小久保くん↓
