今月はドキドキの選者でした。1時間で良い作品を選ばなければならないのでいつも緊張します。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。
お題は「石」「息」「技」「筆」、当日席題「国」。私は「息」の選者をつとめました〜。
宿題 「石」
★「黄色い落ち葉を濡らした雨と秋を数える石畳」 ←(佳)
★「冬の気配が混じった朝の石段紅葉の空になる」 ←(秀)
宿題 「技」
★「拗ねたお顔がパパには笑顔演技派女優の三歳児」 ←(客)
宿題 「筆」
★「一言だけでも直筆文字は抱きしめたいほど温かい」 ←(佳)
★「愛嬌ある字にあの子の顔が浮かぶ一筆箋の文字」 ←(秀)
2次会がないので帰宅してから食事。今年初のおでん、食べすぎた〜。