いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。そして【秀】以上の作品には景品が出ます(*^_^*)。
令和5年(2023)10月のお題お題は(宿題)「用」「島」 「誰」「勝」(席題)「陰」
宿題 「用」
★「用もないのに行くコンビニで見つけた小さな秋ひとつ」←(佳)
宿題 「誰」
★「誰かさんちの夕げの路地にふわり美味しい秋がある」←(客)
宿題 「勝」
★「小さなお勝手私の城に甘鯛迎えた給料日」←(佳)
宿題 「陰」
★「月のあかりが映した窓に僕を待ってる陰3つ」←(佳)
★「秋の気配がしずかに染めた木陰のベンチで本を読む」←(秀)