毎週録画している「100分de名著」。あまり食指が動かないと1回見てやめちゃうこともあるけれど・・今月の名著は「新約聖書 福音書」
若松英輔さんの詩集が好きで読んでいたので指南役でびっくり。詩人かと思っていました。前東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。生後40日で幼児洗礼を受けた生まれながらのカトリック信徒だそうです。詩集のイメージどおりのお方でした〜。
我が家は「神道」なのですが、それは代々そうだったからというくらいの信仰で・・・。毎日、礼拝と聖書の時間がある学校に行っていたので、鼻歌は賛美歌になっちゃう私ですが、聖書の授業のことはあまり覚えていない・・・。
占部房子さんの朗読もとても良くて、お衣裳のワンピースも素敵です。
【指南役】若松英輔(批評家・随筆家)
【朗読】占部房子(俳優)
【語り】小口貴子
あなたといるとき
わたしは
自分のことを
忘れていられる
懸命に
生きようとさえしないまま
今だけをじっと
味わっている
しあわせか
どうかも 考えず
ただ 今
このときだけは
美しいと 感じている
――美しいとき