昨日の昼間は銀座メゾンエルメスのLe Studio
にて、1981年ぶりにジョン・カサヴェテスの『グロリア/Gloria』を。
ジーナ・ローランズの足に憧れていたことを思い出したわーー。
「マフィアの重大な秘密を売ろうとして惨殺された一家から男の子フィルを助けた中年女グロリア。しかし問題の秘密をフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年をかくまったグロリアの命をも狙い始める。子供嫌いなグロリアは生意気なフィルを見捨てようとするが、次第に母性本能が芽生え、必死になってニューヨークを逃げまわるが……。リュック・ベッソン監督作「レオン」の原形とも思えるハード・ボイルド映画。本作でアカデミー候補にも上がったG・ローランズ(監督カサヴェテス夫人)の持つ、いやらしいほどしたたかな女の魅力が随所に光り、マフィアの一味に拳銃をブッ放つシーンや凄味の効いた笑顔はまさに“カッコイイ!”の一言! フィルとの絡みも絶妙で、監督の力量がいかんなく発揮された、ヴェネチア国際映画祭作品賞(金獅子賞)受賞作。」https://www.allcinema.net/cinema/6754