ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

いかに刺激的で、どれだけ貴重な経験となったか

「浦和0-3マンC」衝撃の完敗を選手以上に痛感すべきは…“クラブW杯で本気の欧州メガクラブを倒す気概”がレッズ、そしてJリーグ勢にあるかnumber.bunshun.jp

「90分間押し込まれたこの試合において、小泉と関根は勇敢にプレーし、自身の良さを表現していた選手たちである。小泉は激しいプレッシャーを受けながらもマークを剥がしたり、冷静にスペースを見つけ出していた。関根も不慣れなポジションでの起用だったが、中盤インサイドに立ってボールを引き出すなど、光るプレーがいくつもあった。  そんな彼らが失点に絡んでしまうのだから、サッカーは不条理であり、残酷なスポーツだ。」

「最終スコアは0-3。シティは12月16日にプレミアリーグクリスタルパレス戦を終え、7時間ほどのフライトを経てイングランドと20度近くの気温差があるサウジアラビアにやって来たばかり。浦和にとってはアップセットの好条件が揃っていたものの、完敗だった。 ただ、浦和が今のチームとしてできる最大限の戦いを見せたことも事実だ。」

「相手ボール時にはJ1最少失点のベースとなった4-4-2の守備ブロックで中央をしっかりと締め、ボールをサイドに誘導して対応。ボール保持時には2人のセンターバックと岩尾憲によるビルドアップから、関根や小泉、安居海渡、伊藤敦樹が相手の中盤の背中を取ることができた。その先のアイデアと迫力に欠けるのは、いつも通りと言えばいつも通りだろう。」

小泉佳穂「入場のときにベルナルドと並んだら、僕と同じくらい細いんです。だから、本当に体格は関係ないんだなって。やっぱり技術と認知と判断のところから逃げちゃいけない。今日の試合はこれからのサッカー人生にすごく生かせると思いましたし、すごく良いモチベーションになりました

「20年に「3年計画」を立ち上げた浦和は大槻毅監督、リカルド・ロドリゲス監督、マチェイ・スコルジャ監督を登用してチームのスタイルを整理し、一定の成果を収めてきた。  その流れが継続され、新シーズンからはノルウェー人のペア・マティアス・ヘグモ監督の就任が決定している。 ここから目指すべきは、国内で勝つチーム作りではない。1年半後のクラブワールドカップでグループステージを突破し、ベスト8に食い込めるようなチーム作りである。」

「シティ戦での浦和の完敗について、批判的な見方をするのは簡単だ。しかし、アジアを制したのが浦和であることは紛れもない現実である。 もし、横浜F・マリノス川崎フロンターレのチーム関係者やファン・サポーターが「うちならもっとやれたのに」と残念がるなら、来年のACL2023-24ノックアウトステージを勝ち抜いて25年クラブワールドカップの出場権を掴み取り、浦和とともに世界に挑んでもらいたい。そうやって少しでも多くのクラブが本気の世界を体感し、Jリーグのレベルを引き上げていくことに期待したい。 今回のマンチェスター・シティの刺激と衝撃は、浦和レッズだけのものではないのだ。」

(「Jをめぐる冒険」飯尾篤史さん = 文)

 

FIFAクラブワールドカップサウジアラビア2023 3位決定戦
2023年12月22日(金) 17:30キックオフ(日本時間23:30)・プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム
浦和レッズ vs アル・アハリFC(エジプト)

日本の皆さま、FIFA+での応援よろしくお願いします。

www.urawa-reds.co.jp