シネ・リーブル池袋にてNTLive24『ディア・イングランド』。
美術は大好きな盆で、その上に並べたロッカーのみ。どんな風に試合を演出するのだろうと構えていた観たのだけど、想像以上に素晴らしかった。音楽もせりふも響きまくり「Dear England, 〜」二幕途中から涙が止まらない。演劇でもPKは心身が消耗する。
イングランド代表チームの、現在もイングランドの代表監督ギャレス・サウスゲート（ジョセフ・ファインズ）を主人公にした物語だけど、政治、偏見、人種差別、いろんな問題が盛り込まれていましたね。パンデミックで無観客試合になったことなどつい最近なので、とても身近に感じました。
サウスゲート監督がロッカールームで選手たちに、これからについて３幕で構成すると説明するときシェイクスピアを引き合いに出したけれど、若い選手たちにまるで響かなくてスターウォーズと言ったら「おおー」と沸いたのも面白かった。これも実話なのかな〜。
試合の臨場感、ロッカールームの悲喜こもごも、せりふの楽しさも盛りだくさんだったので、もう一回観たい。ディア・イングランド！
６月から始まるEURO2024ではPK前に勝利してほしい！
あ、さすがにスタジアムを感じることはできなかったけれど（劇場には芝も空もなく無機質なので）選手の表情や演技から躍動感は伝わってきました。知っている選手の名前が出てくると顔が浮かびます。欧州サッカーの歴史を知っていたらより楽しめると思うけれど、私は海外サッカーに詳しくないので純粋に演劇として楽しみました！なのでサッカーに興味ない方もぜひ！
パンフレット、ペラッペラで1,000円…買わなかった。モノクロでいいから安くしてーー。
作：ジェームズ・グレアム 演出：ルパート・グールド 出演：ジョセフ・ファインズ
日本語字幕翻訳：柏木しょうこ
上映時間：約160分（休憩１回）予定
あらすじ：世界にサッカーを広めたイングランドは、その後、手痛い敗戦パターンを繰り返している。なぜイングランド代表は自分たちの試合で勝てないのか？世界最低のペナルティ記録を持つガレス・サウスゲートは、チームと国を約束の地に戻すためには、心を開き、長年の痛手を直視する必要があることを知っていたーー。ナショナル・シアターでの舞台をライブ撮影。
ルパート・グールド（『ジュディ 虹の彼方に』）が演出を手がけた話題作。2024年ローレンス・オリヴィエ賞で９部門にノミネート🎉
『ディア・イングランド Dear England』
音楽もホントによかったのよー。
♫The Verve - Bitter Sweet Symphony
♫The Lightning Seeds - Three Lions '98 (Official Video)
♫New Order - World In Motion (Official Music Video) [HD Upgrade]
♫Fat Les - Vindaloo (Official HD Video)
最後に流れた♫Sweet Caroline - Lyrics - スイート キャロライン - 日本語訳詞 - Japanese translation
NTLive『ディア・イングランド』予告編 ⚽️「なぜイングランド代表はかくもPK戦に弱いのか。1990年W杯の準決勝でポール・ガスコインが見せた涙に感動して以来、（中略）ずっと不思議に思ってきた。『ディア・イングランド』はこの疑問へのドラマティックな解答だ。」
スパーズサポーターで大学教授で演劇批評家でもある谷岡健彦さんのポストを置きます。
NTライブ『ディア・イングランド』の断片的な感想をいくつか（細かなネタなので鑑賞前に読んでも、あまり問題ないと思う）。まず、さほど大きくない役についても、その人物の特徴を瞬時に観客に提示していること。たとえばデレ・アリ。彼のこのポーズは有名で、日本の地上波でも流れていた。だから→ pic.twitter.com/fJPC3WDKrA
— 谷岡健彦 (@take_hotspur) 2024年3月22日
「ジョセフ・ファインズが演じるサウスゲートと握手した後の俳優の動きに注目されるといい。みごとな「振付」だと思うし、それをこなせる俳優もすごい。」
これからご覧になる方は、ジョセフ・ファインズが演じるサウスゲートと握手した後の俳優の動きに注目されるといい。みごとな「振付」だと思うし、それをこなせる俳優もすごい。「イギリスの俳優は首から上でしか芝居をしない」という言葉は少なくとも本作には当てはまらない。→
— 谷岡健彦 (@take_hotspur) 2024年3月22日
⚽️ローレンス・オリヴィエ賞に9部門ノミネート！低迷するイングランド男子サッカーの改革を描いた『ディア・イングランド』演劇メディアAudience（オーディエンス）
ローレンス・オリヴィエ賞では、作品賞／主演男優賞（ジョセフ・ファインズ）／助演男優賞（ウィル・クローズ）／助演女優賞（ジーナ・マッキー）／演出賞（ルパート・グールド）／振付賞（エレン・ケイン＆ハンネス・ランゴルフ）／装置デザイン賞（エス・デヴリン）同じく装置デザイン賞（映像デザインに対して：アッシュ・J・ウッドワード）／照明デザイン賞（ジョン・クラーク）／音響デザイン賞（ダン・バルフォア、トム・ギボンズ）にノミネート。
⚽️出演陣が創作について語る「Meet the team」の動画 Part 2
3/22(金)公開 #ntlive『ディア・イングランド』
— ナショナル・シアター・ライブ (@ntlivejapan) 2024年3月5日
TOHOシネマズ 日本橋ほかにて⚽️
3/20(水)には倉敷保雄さんx柏木しょうこさんのトークイベント付き先行上映https://t.co/KvbSh3VUD8
出演陣が創作について語る「Meet the team」の動画 Part 2はこちら👇 pic.twitter.com/YepbhhVuUr
ガレス役ジョセフ・ファインズ 公開書簡朗読「2024年オリヴィエ賞 主演男優賞にノミネートされたジョセフ・ファインズが、本作『ディア・イングランド』で演じるガレス・サウスゲート監督がサッカーファンに宛てた書簡を朗読する映像の日本語字幕版を解禁します。
サウスゲートは2016年、低迷するイングランド男子サッカー代表の監督に抜擢され、選手層の改革に努めました。技術だけでなくメンタル面での強化に励み、伝統の重みとサポーターからのプレッシャーに負けないチームへの成長を目指したサウスゲートの挑戦は簡単なものではありませんでした。本動画では、サウスゲートを彷彿とさせる雰囲気をまとったジョセフ・ファインズの様子をご覧いただけます。」
あ、会話の中にパウル🐙でてきた。
おやつはみたらし団子🍡
おやつはみたらし団子🍡
【追記】「ギャレス・サウスゲート率いるイングランドチームは国家神話となったPK戦を克服できるのか。しかしそれ以前に改善すべきことは何なのか．．．を問うコメディー劇『Dear England』」ロンドン在住フリーランスライターの近藤麻美さんのnote
sarahjessicaparker「You were divine.
We feel so enormously grateful to have been your audience, to have visited the beautiful Prince Edward theatre and join all others at last nights performance.」
