新国立劇場 小劇場にてギャラリープロジェクト トークセッション演劇噺Vol.15「4人で喋る『デカローグ』」を観て来ました。 


自由席だったのでC2列センターブロックへ(前方よりCブロックが好きなんです)。アフタートークではない平日の夜に、満員の客席!
こういう時の直感は当たるもので、亀ちゃんの前でした〜。素敵で素敵で素敵で見ていたいからトークのメモは取らなかったので、思い出しながら書いていきます〜。
[出演]
須貝 英<上演台本>
小川絵梨子<新国立劇場 演劇芸術監督/演出>
上村聡史<演出>
亀田佳明<「デカローグ1~10」出演>
小川絵梨子さん司会のもと1時間半たっぷりのトークセッション!すごく楽しかったです。最後に挨拶された小川さんが涙ぐんでいらしたので(10話の壮大なプロジェクトを企画してずっと大変だったと思います。芸術監督としての責任も大きく)私たち観客がデカローグの物語を目撃して、それぞれ自分の身近な物語として共感したりしなかったり、デカローグが確実に心に残ったということが、作り手の皆様に伝わってよかったーーと思いました。
トークの内容、オフィシャルに出るかな〜?おけぴさん(いらしたかな?)のレポートに期待。
以下、話した言葉通りではなく、順不同で書きます。
・最初の紹介のとき、亀ちゃんが「文学座の『オセロー』を観て、『オセロー』の中に『デカローグ』を見て『デカローグ』の中に『オセロー』がいる」と。シェイクスピアが500年くらい前に書いた物語も、30年くらい前の『デカローグ』も、紀元前に描かれたギリシャ悲劇も、今も、人間の業とか愛に苦悩し葛藤するのは2000年変わっていないから、500年後1000年後も変わらないないんじゃないかって。
そうだよねぇ。SFに出てくる未来の人たちもけっこう身近なことで悩んで葛藤しているものね。壮大なのに身近!
10作品5冊の台本も見せてくれました〜 「これだけやったんだぞ」って見てもらいたかった亀ちゃん。すごいです👏👏👏
・亀ちゃんが自身が演じる「男」の在り方、物語との距離感、曖昧性について今もずっと探し続けているという話が興味深かった。 自分の日常と世間の事象との関わり方と変わらないような…と。途中から哲学的な話になっていました。
「男」はナビゲーターでもないし(うん、私もナビゲーター(storyteller)としては見ていなかったです)「天使」としてストーリーにいてくれるという解釈が腑に落ちたので(都合がいいからか…先入観があったかな?)そう観ていたけれど、小川演出と上村演出の「男」の居方、視点は違うけれどテレビシリーズの「男」よりもずっと雄弁な視線を感じましたよ!
・脚本の須貝さんは、原作がとても良くファンの方もたくさんいるので、戯曲にするにあたり大きく改変してはいけない、身近なこととして観劇後に話題にしてもらえるように、映像の印象を変えないようにしたと。
・「俺はキェシロフスキか!」by須貝さん 1から書き始めて、その1がいちばん悩んで一稿まで3週間かかったけれど、「わかる、わかる、俺は〜」と思ったと。最後の10は3日で書き上げたんですって!
・キャラクターの背景を足したり、映像を演劇にすると言葉が足りないのでセリフを足している(上村さんからの依頼もあり)。
デカローグ4で目の検査(映像版は片目だけ)の場面、答えがファーザー(father)となるのだけど、舞台版ではもう片目の答えをポーランド語のファーザー(ojciec←聞き取れなかったので後調べ)にしたと須貝さん!翻訳家の久山宏一氏さんはそこに興奮していらしたとか。
・印象に残っていること…小川さんは1・2・3・4公演中に稽古中っだった5・6が開幕を迎えようとするなか7・8・9・10の稽古が始まり自分が何話にいるかわからなくなって、俳優に今何話にいるか聞いたとか。
亀ちゃんも昼公演の日は夜稽古、夜公演の日は昼稽古という分刻みのスケジュールで「アイドル」と呼ばれていたようです。文学座同期で長年一緒にお仕事している上村さんも疲れ切っている亀ちゃんの顔に驚いたらしく、皆んなから「亀ちゃん休んでー」言われていたと。
ちょいちょい上村さんが挟むコメントが面白かったーー🤣
・上村さんが2時間の長編としてやりたいのはデカローグ7で、アニャのその後を舞台にしたいと。
・須貝さんも続きを書きたいのは7だけど、いちばんのお気に入りはデカローグ8。私もです!
・小川さんは3人の視点で2つの暴力性を描いたデカローグ5かなと。すぐは無理。
・プログラムC、観ている私も辛くて演者さんのモチベーションが心配だったデカローグ5の死刑執行シーン。稽古のときもやっぱり皆さん毎回切り替えが大変だったらしく、デカローグ6の稽古では開放的になっていたらしい。
あの場面は客席にいる皆が彼を見殺しにしたような罪悪感に包まれ、休憩挟んでデカローグ6に入ったとき「みんな笑おうぜーー」という空気だった。
須貝さんもデカローグ5は殺人の場面を書くのが辛くて書けなくなってしまって、1週間書くこと・考える事を絶って、それにより気づいたことなどあり返って休んでよかったと話していました。
・亀ちゃんは「男」でなかったらどの役をやってみたいか… 全部、男性女性関係なく全キャラクターが興味深いと亀ちゃん。でもデカローグ10のパンクロッカー(隼太くんが演じた)の役は想像がつかないな、とロックオンW(`0`)Wのハンドサインしてみせてくれました!イェーイ!
デカローグ3の電車の運転手役は気づかれなくて、照明を上げてもらったらしい。あの場面は下にいる千葉さんと小島さんに注目しちゃうもんね。
・プログラムDEをまだ観ていない方もいらしたので、ネタバレしないように気をつけてお話していました。デカローグ8の亀ちゃんがついに〜のときの客席の反応の話がおもしろかったです!「クララが立った」くらいの衝撃でしたから(^O^)私、それでチケット増やしちゃったもん。
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1時間半の一部しか書けない〜。思い出したら追記します。






クシシュトフ・キェシロフスキ監督の作品全部観ます!


帰りにルミネでサラダ🥗
