ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、亀田佳明、成河、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠。B'z,BrandonBoyd&Incubus,JasonMraz,Eddie Redmayne,Timothée Chalamet

開幕したキノカブ『三人吉三廓初買』

9月15日(日)に初日を迎えた東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』の記事。

👘旗揚げから18年持ち続けた思いがここに、木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」東京で開幕(舞台写真 / コメントあり) 

👘TOKYOからEDOへ!5時間強の圧巻のエンターテインメント、木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』開幕!(コメントあり) - ぴあエンタメ情報

相関図f:id:Magnoliarida:20240916202105j:image

八つ時お品書き 

ロビーでおみくじ付の大判焼(あんこ、チーズ、カスタード)、「まい泉」のカツサンドが売られているようです!f:id:Magnoliarida:20240916202928j:image

【上演時間】約5時間20分

1幕:約115分
(休憩25分)2幕:約75分
(休憩20分)3幕:約85分

初日開幕コメント

👘木ノ下歌舞伎主宰/監修・補綴 木ノ下裕一
18年前に木ノ下歌舞伎を旗揚げしました。「現代の演出家や俳優と一緒に日本の古典について考えるプラットフォームを作りたい」と(旗揚げ当時はそこまで明確に言語化できてはいなかったとはいえ)そう願ってのことでしたが、この度、素晴らしい俳優、デザイナー、スタッフに恵まれて、全力で作った5時間超えの『三人吉三廓初買』は、その願いが大きく実を結んだ作品だと実感しております。
18年間一貫して持ち続けた「歌舞伎の面白さ、現代演劇の楽しさを多くの人とシェアしたい」という想いは、作品のみならず、全20頁の無料パンフレットや、視聴覚障害のある方を対象にした鑑賞サポート、そして杉原さんの舞台芸術の未来を見据えた眼差しによって実現したスウィング公演、幕間の軽食販売に至るまで、この公演のすみずみにまで込められています。
一緒に最も多くの作品を作り、最も多くの時間を過ごしてきた、私にとっては唯一無二の演出家・杉原邦生さんをはじめ、演劇をこよなく愛する俳優陣、多彩なスタッフ陣と劇場でお待ちしております。」

👘演出・美術/杉原邦生 [KUNIO]「今作の見どころは、エネルギッシュで魅力溢れまくりの素晴らしいキャスト陣だけではありません。強力なスタッフ陣にもぜひご注目ください!

作品に寄り添いポップかつドラマティックな音で観る者の感情を大きく揺さぶる☆Taku Takahashi(m-flo)さんの音楽、ファッション性とドラマ性とを行き来しながら驚きの発想で世界を提示してくれるAntos Rafal(ANTOS.)さんによる衣裳、古典歌舞伎のロジックを要所に垣間見せながら現在進行形の空間を出現させる金井勇一郎さんの美術、歌舞伎の真似事ではない木ノ下歌舞伎の目指すカタチを同じ目線で探求してくださる歌舞伎俳優・中村橋吾さんによる立廻り。その他、これまで何度も創作を共にし、絶大な信頼を寄せる皆さんの演劇愛に満ちたスタッフワークも存分に楽しんでいただけるはずです。
2006年に旗揚げし、2017年までメンバーとして共に歩み、いまや唯一無二の演劇団体となった“木ノ下歌舞伎”。『三人吉三廓初買』は、そんな木ノ下歌舞伎が辿り着いたひとつの〈到達点〉と言える作品になっていると思います。実は、稽古の時からひっそりと、僕はそう感じていました。
この作品をお客さまにお届けできることがとても嬉しく、とても楽しみです。
座組一同、劇場にて皆さまのご来場をお待ちしております!」

🗡️和尚吉三役 田中俊介「自由な発想、時には奇想天外な芝居が飛び交う稽古場。そこには常に挑戦する勇気がありました。臆することなく立ち向かう心強いカンパニーの皆さんとの出会いは僕にとって特別なものになりました。江戸と東京が混在する新鮮な刺激をどうぞご堪能ください。木ノ下歌舞伎に出会えてよかった。そう皆様にも思ってもらえるはずです。さあ、義を結ぼうか!」

🗡️お坊吉三役 須賀健太「木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』 ついに開幕致します! キノカブ名物完コピ稽古から始まり、座組全員でこの作品を作り上げてきました。 5時間20分という上演時間ですが、5時間20分あるからこその没入感と刺激をぜひ体感してください。 「古典だから」と躊躇されているそこのあなた… これはもう"現代劇"です。 (言い過ぎ?笑)」

🗡️お嬢吉三役 坂口涼太郎「人と人がバトンをつないでいけば5時間だって何時間だって、160年前の江戸時代からだって、物語を受け継ぎ、語っていけるのだというものすごさを身体ごと感受していただけると思います。この物語をこの仲間たちとここで紡ぐ機会は今しかありません。どうか可能であれば、同じ今を私たちと一緒に過ごしていただければ幸いです。」

(撮影:細野晋司さん)

「これまで生きてきたことが最大の準備やんか」緊急入院の体験で学んだ私が受けとった代役のバトン【坂口涼太郎エッセイ】 

mi-mollet.com

@mimollet2015より「今度は私に誰かの代わりを務める番が巡ってきた。」「だから、誰だってしんどかったら誰かにパスしていいんや、元気がある人に代わってもらっていいんや。その人にしかできないことがあるから、全く同じようにはならないし、できないけれど、この世界にはたくさんのすばらしい人たちがいて、その仕事や役職や立場や役割をその人の代わりに務めてくれる。だから、堂々と助けを求めていい。休みたかったら我慢せずに休んでいい。それを私は2年前に痛感し、学び、反省した。」

このブログ、亀ちゃんにも読んでもらいたいな。

👘9年前に観た木ノ下歌舞伎『三人吉三』★★★★★

magnoliarida.hatenablog.com