ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

SIS company『かもめ』★★★☆ 

 渋谷駅ジオラマ
 友人とマゴでランチ。ぜったいに前のマゴのほうが好き(好みの問題だけれど、味も)。ランチが1000円くらいで食べられるようになったのは嬉しいけれど・・ドリンク別なんだものぉー。
 ホワイエにさい芸の渡辺さんがいらして、一瞬ここはさい芸か?ニ〜ナはどこ?と白昼夢(笑)
友だちにKERAさんなのに短いって言ったら・・「ある戯曲だから」って。そうでした・・そう、だから当たり前だけれど、『かもめ』は『かもめ』でした。脚色していなかったので、さらりとしていた印象。KERAさんだということで過度な期待をしていたのかもしれない。
チェーホフは友人への手紙に『かもめ』は喜劇であると記している」最後は悲劇的に終わりますが、登場人物たちの「すれ違い」は俯瞰で見ると喜劇ですよね。噛み合わないセリフ、全員片思い・・KERAさんの『かもめ』はそれがわかりやすかったです。
野村萬斎@トリゴーリンがメイクのせいか、ベッジ・パードンのときの金之助(夏目漱石)に見えてしまった・・。生田斗真@トレープレフ(コースチャ)はよかったけれど、もっと自信家で、もっと病んでほしかったかも。大竹しのぶ@アルカージナはとてもエキセントリックで、やっぱりもっていくねぇーと思った。蒼井優@ニーナは可愛らしくて気が強くて「好きな人ができたから」というセリフがありそうで、ニーナにぴったりでした。(←A列だったので顔などよく見えて・・これは男性が放っておかないだろうなと・・笑)私は西尾まり@マーシャと浅野和之@ドールンがよかったなーー。
場面転換の演出(登場人物たちが歩く)が好きでした。

 松濤カフェでお茶。パウンドケーキはシェア。

風琴工房code.33『hedge』★★★★★ 

ソワレは下北沢ザ・スズナリにて風琴工房(風琴工房は「Archives of Leviathan」以来私のなかで鉄板です)。そこに井上裕朗さん、多根周作さんでしょ。もう観ないわけがない。実は根津茂尚さんも好きなのです。
  
『「リスクヘッジ」という金融用語があり、 それは「リスクを回避」するという意味です。 どんな投資をするときも、リスクをヘッジすることが肝要となります。ヘッジファンド市場経済が落ちているときにも利益を上げることができる手法として、すなわち市場経済の「リスクを回避する」手段として生まれました。しかし、ご存知のように2008年の金融危機は、 無理なヘッジファンドの構築とそこに対しての過剰投資から起こりました。 その「ヘッジ」という言葉をタイトルにした今回は逆説的に、 どんなに優れたコンピュータを駆使しても回避できないわたしたちが生きることに伴うリスクについての物語です。』http://windyharp.org/next.html
 
「女子にとってあれは反則では!?」と思うくらいワクワクのオープニング(キャー!生着替え!それぞれどんなネクタイをするんだろう、とか目が釘付けに)センターに井上さんと多根さんというツートップですから・・結局この二人劇中あまり絡まないのですが。詩森ろばさんの脚本と演出は↑上記の説明から想像もしていなかったentertainmentな演出だったので、取っ付きやすいく、飛び交う経済用語に置いていかれることなく、とびきり楽しめました。
11人のスーツ男子(佐藤誓@茂木さんも「男子」のくくりで)、美術、映像、照明、青木タクヘイさんの生演奏、どれも素晴らしく、その演劇まるごと持ち帰ってしまいたいほどでした。
 
    (あとで書き足したい) といっていつも書き足さないのですが・・。
 
 
 経済用語解説掲載が嬉しい『KAITO news』KAITOの社内報に載ったアイドル的谷川悠太郎(金丸慎太郎)くんの写真入りです。

今日の気になるフライヤー 

 根津茂尚さんご出演の浮世企画『お嬢さん』と、劇団チョコレートケーキ#23『治天の君』には金 成均さんご出演。←大正天皇嘉仁さまのこと。観ておきたいな。http://www.geki-choco.com
 井上裕朗さん、酒巻誉洋さんご出演の『呪い』チュートリアル徳井義実さんの脚本。http://www.jetlag.jp 再演なんだ〜。と、多根周作さんご出演の『地を渡る舟』はてがみ座。
だぶっていませんが両方とも11月後半です。いやぁーーーーー他のとだぶります。サッカーも終盤です。  
 1月に『現代能楽集VII』倉持裕さんの作・演出!これはてっぱんです。 と、劇団座敷童子『紅小僧』。これも11月。
       11月が3ヵ月ほしい。
 長塚圭史さんの『マクベス』。長塚さん、こんどは斉藤さまのお顔を隠すことはしませんよね?
 大人パルコ人②『高校中パニック!小激突!』作・演出:宮藤官九郎
 『石のような水』はタルコフスキーの映画が原案です。演出・美術:松本雄吉 作:松田正隆 http://www.ishinha.com/information/1110 レミングのときから楽しみにしていました。
 SEX,LOVE&DEATH〜ケラリーノ・サンドロヴィッチ短編三作によるオムニバス〜  http://www.sillywalk.com/nylon/info.html ←来月ですね。 と、文学座『大空の虹を見ると私の心は踊る』作:鄭 義信 演出:松本祐子。