『デカローグ1~4』(プログラムA・Bは5月5日で終了し、『デカローグ』(プログラムC)「デカローグ5 ある殺人に関する物語」と 「デカローグ6 ある愛に関する物語」が、5月18日~6月2日に上演される。
「作品は『殺人に関する短いフィルム』『愛に関する短いフィルム』というタイトルでテレビ放映に先駆け劇場公開もされた5話と6話。カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝くなど、国際的な評価を得るきっかけとなった2話を(プログラムC)として上演する。」(演劇キック)
5月に入って(昨日、一昨日)この2本のDVDを観て、想像以上に心をえぐられた私。簡単な役なんてないと思うけれど、彼らを演じるのはハードだろうなぁ。
📀デカローグ 第5話 ある殺人に関する物語
📀デカローグ第6話 ある愛に関する物語
🚕「デカローグ5」ある殺人に関する物語
タクシー運転手を殺害した青年と、若い弁護士。死刑判決を受けた青年を救えなかった弁護士の悲嘆。20歳の青年ヤツェク(福崎那由他)は、街中でたまたま、傲慢で好色な中年の運転手ワルデマル(寺十吾)のタクシーに乗り込み、人気のない野原で運転手の首を絞め、命乞いする彼を撲殺する。殺人により法廷で有罪判決を受けたヤツェクの弁護を担当したのは、新米弁護士のピョトル(渋谷謙人)だった……。
🔭「デカローグ6」ある愛に関する物語
向かいのアパートに住む魅力的な女性の部屋を望遠鏡で覗く青年の何も求めない愛とは?友人の母親と暮らす19歳の孤児トメク(田中 亨)は、地元の郵便局に勤めている。彼は向かいに住む30代の魅力的な女性マグダ(仙名彩世)の生活を日々望遠鏡で覗き見ていた。マグダと鉢合わせしたトメクは、彼女に愛を告白するが、自分に何を求めているのかとマグダに問われてもトメクは答えられない。その後デートをした二人、マグダはトメクを部屋に招き入れるが……。
📍舞台『デカローグ』の1〜4を観劇された「ポーランド国立映画大学で演出を学び、映画「ある男」「蜜蜂と遠雷」「愚行録」など国内外で高い評価を得ている映画監督 石川慶さん」より推薦コメント📝