渋谷駅ジオラマ
友人とマゴでランチ。ぜったいに前のマゴのほうが好き(好みの問題だけれど、味も)。ランチが1000円くらいで食べられるようになったのは嬉しいけれど・・ドリンク別なんだものぉー。
ホワイエにさい芸の渡辺さんがいらして、一瞬ここはさい芸か?ニ〜ナはどこ?と白昼夢(笑)
友だちにKERAさんなのに短いって言ったら・・「ある戯曲だから」って。そうでした・・そう、だから当たり前だけれど、『かもめ』は『かもめ』でした。脚色していなかったので、さらりとしていた印象。KERAさんだということで過度な期待をしていたのかもしれない。
「チェーホフは友人への手紙に『かもめ』は喜劇であると記している」最後は悲劇的に終わりますが、登場人物たちの「すれ違い」は俯瞰で見ると喜劇ですよね。噛み合わないセリフ、全員片思い・・KERAさんの『かもめ』はそれがわかりやすかったです。
野村萬斎@トリゴーリンがメイクのせいか、ベッジ・パードンのときの金之助(夏目漱石)に見えてしまった・・。生田斗真@トレープレフ(コースチャ)はよかったけれど、もっと自信家で、もっと病んでほしかったかも。大竹しのぶ@アルカージナはとてもエキセントリックで、やっぱりもっていくねぇーと思った。蒼井優@ニーナは可愛らしくて気が強くて「好きな人ができたから」というセリフがありそうで、ニーナにぴったりでした。(←A列だったので顔などよく見えて・・これは男性が放っておかないだろうなと・・笑)私は西尾まり@マーシャと浅野和之@ドールンがよかったなーー。
場面転換の演出(登場人物たちが歩く)が好きでした。
松濤カフェでお茶。パウンドケーキはシェア。