先日に引き続きジュゼッペ・トルナトーレ監督＆エンニオ・モリコーネ。よかった、うん。というか、衝撃的(ﾟ_ﾟ)。トルナトーレ監督のミステリーははじめてだったのでびっくり、そして圧倒された。衝撃的な場面と美しい映像とをモリコーネがこれでもかってくらい盛り上げるし(^_^;)。どうなるのか先が全然読めないまま進んでいくので、２時間ずっと緊迫した中におかれてしまい疲れた・・見応えありすぎ（笑）。
ヨーロッパで問題になっているという不法滞在による人身売買（女性が奴隷にされる）や赤ちゃんの売買、虐待を受けたことによるトラウマ、そして幼児虐待など・・衝撃的な社会問題を扱っている映画。キツかったわ・・女として、人として。
そしてまだわからないことがいくつもあったりする・・例えば、あの赤いハイヒール、最後まで何故あんなにこだわったんだろう。自分を奴隷にし、愛する人を殺した相手にプレゼントされたもの（９人めの赤ちゃんを産んだとき。その赤ちゃんも売られていった）。赤い苺とか、赤がキーポイントになっているんだけど、もう少し説明があったらなぁ…と思った。この映画を見た人はわかったかな？あの子守唄にはかかわっている人にわかる何かがあるのか？管理人は何に気づいたのか？邦題にしたくらいだから、その“題名のない”それに謎がありそうなんだけど、深読みしすぎ？などなどパズルのピースが埋まらないまま・・もしかしてカットされていた部分あり？それらはミステリーのまま？なんか今夜は眠れそうにない(=_=)。http://www.komoriuta-movie.com/
