ジェイソン・ライトマン監督。『16歳のジュノは、バンド仲間のポーリーと興味本位でしたたった一回のセックスで妊娠してしまう。高校生が子供を育てられるわけがなく、ジュノは親友リアに「中絶するつもり」と報告するが、中絶反対運動中の同級生に「赤ちゃんにはもう爪も生えているわよ」と言われ、産む決心をする。フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な若夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わしたジュノは、大きなお腹を抱えて通学する生活を始める。』（goo映画より） http://movies.foxjapan.com/juno/
「赤ちゃんにはもう爪が生えてるのよ！」の一言で中絶をやめたジュノ。
キュートな映画だった。ジーンとするシーンも多々・・。ジュノ（エレン・ペイジ）のキャラクターがとっても魅力的（ポジティブで賢くドライなようで傷つきやすい女の子）で見終わってスカッとした。10代の妊娠やペット売ります買います欄の隣に並んじゃう養子縁組希望の広告や離婚問題とか格差社会とかぎゅっと詰まった映画だけど重くなく楽しめた。アメリカの若者が使う言葉がわかっていたらもっと楽しめたんだろうと思うとちょっと悔しいけどね。
ジュノの親友リア（オリヴィア・サルビー）、ジュノを妊娠させたポーリー（マイケル・セラ）、ジュノを信頼している父と、ジュノとうまくいっていないのかなと思わせて実は協力的で頼りがいがある継母、里親になる夫婦、みんな魅力的だった。音楽もよかった。
「初めての”大事件” みんなの心がつながった。」←そういう映画だったよ。
今日は鰻ごちそうになった〜。ありがと。
