演出:ラサール石井、原作:伊坂幸太郎『伊藤はコンビニ強盗に失敗し、気付くと見知らぬ島にいた。その島は仙台からそう遠くない、江戸時代以来外界から鎖国をしているという“荻島”。島には、妙な人間ばかりが住んでいた。反対のことしか言わない画家や、島の法律として殺人を許された男、そして、人語を操り未来が見える、案山子、優午・・・。伊藤が来た翌日、案山子はバラバラにされ、頭を持ち去られて死んでいた。「未来がわかる案山子はなぜ自分の死を阻止できなかったか?」住民から聞いた「この島には、大切なものが最初から欠けている」という謎の言い伝え。『優午(案山子)の死』と『言い伝えの真相』を追う伊藤の数日間のものがたり。すべての真相が見え、欠けていたピースがはまったとき、“大切なもの”が島を満たす。』http://www.ishii-mitsuzo.com/info/ishii/web/index.html
『十二人の怒れる男』以来かな・・久しぶりの筒井道隆くん、やっぱり素敵でした。『あすなろ白書』のときからしばらく好きだったんです〜。清潔感があり佇まいがステキなので、リアリティのない役(優午)なのに違和感がありませんでした。
ほとんど出ずっぱりの伊藤を演じた吉沢悠くん、またしても年齢不詳(おばあちゃんもですよね?)な武藤晃子さんも好きです。
そして何より日比野を演じた末次ちゃん!じゃなくて河原さん・・ホントに器用だなぁ・・日比野も楽しそうでした〜(^O^☆
なんていうのかなぁ・・この演出がすごく好きとは思わなかったのですが、原作の良さがわかる作品でした。早く読みたい!←一昨日の日記に書きましたが、買ったままなので (^^;;
このフライヤー、好き。