ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『豆之坂書店〜読みたがりたちの読書会〜』★★★ 

天王洲へ     パレードの豪華な宣伝。
   私は大好きな仁ちゃん、久ヶ沢アニキ、村岡希美さんが出演しているこれ。 
 「声がぶっちりでいいんですよ。良すぎて眠気を誘うんですよ。アルファー波がでてる」(片桐)、 「谷原さんの声が良すぎて、CDに焼いて寝たい」(高畑) と言われるようにホントに声がいい谷原さん。映画では見ていたけれど、舞台では初めてでした。5年ぶりなんだってね。そういえば・・今日時間が早かったのでカフェでコーヒー飲んでいたら、近くにいた女性たち(多分谷原さんファン)が仁ちゃんのことを話題にしていて・・その流れで「片桐さんの相方さんも舞台を〜〜」「その田中さんが〜〜」って・・。その方は田中じゃないくて小林ですよーって教えてあげたかったーー。
 
たった5回の公演というのですから贅沢です。暗転のときスタッフの方が小道具を置きにきたりしたのですが、書店の店員さんのようにエプロンしていました。
生演奏もよかったし、なかなか面白かったのです。『ロコへのバラード』と比べちゃうと(似たような設定なので)脚本や美術・映像がちょっとアレかな・・と思ったりもしましたが、あちらはEl Ateneo書店がモデル。豆之坂書店はバイトに時給750円しか払えないようないまにも潰れそうな古本屋なのであれはあれでアリなのかな。大人の事情もありそうだけど、あたたかみのあるセットでした。でも、谷原さんは潰れそうな古本屋店主にしては健康的なハンサムすぎるわね。
その豆之坂(谷原章介)やバイトのひやね(高畑充希)、読書会に集まる常連客、古本マニアの安達(片桐 仁)・主婦の辻田(村岡希美)・大学生(小澤亮太)・隣りの喫茶店店主(久ヶ沢徹←ムキムキよ〜)たちの人物像が知りたかったです。何かを削ってでもそういうこと(性格や生活環境)がわかったほうがよかったな。
それと、読書会に選ばれたのは『旅のラゴス筒井康隆』『檸檬梶井基次郎』『銀河鉄道の夜(第三次稿)/宮沢賢治』ですが、なぜ豆之坂はこれらの本を朗読に選んだのかの設定も欲しかったなぁ。最初に読んだのが『旅のラゴス』というのもけっこうマニアックだし・・。『檸檬』はどうだろう・・私は最後まで読まず挫折した思い出の本です。檸檬爆弾ごっこをしている男子も身近にいなかったしね〜。どういう理由で今、最も“聴かせたい本”に選ばれたのか知りたいな。
だから、なかでは読んだことのある『銀河鉄道の夜』が好きでした。そのときに高畑充希ちゃんが歌った「♪星めぐりの歌」もよかったなぁ〜(と思ったらピーターパン役をやったことがある歌手だったのね)。『銀河鉄道の夜』に4パターンあるって知らなかったです。今回は3番目のものをリーディング。
最後のほうで・・豆之坂店長が辻田さんに町田康の本を薦めたのくだりもよかった。そこ同感ですから!!
作・演出:福原充則 http://www.gingeki.jp/special/mame.html
ジュンク堂書店員が選ぶ、「今、最も“聴かせたい本”」を題材にお届けする芝居と朗読が絡み合う、新感覚リーディング舞台!』はもうわかっているので、丸善とかジュンク堂とか(親会社が同じらしい)、ブレンディ(こちらはなぜ?)とかの名称が出てきすぎなような・・(^^;)そんなにスポンサーの宣伝しなくてもね。
 早くチケットを取ったのでA列。お芝居を観るのに最前列は好きじゃないのですが、今回は奥までセットが組まれているわけではないので大丈夫でした!
ホワイエにて   「山頭火」と「ジンディー・ジョーンズ 感涙の秘宝」購入。豆之坂書店のカバーをしてくれました。
 
関係ないけれど、CDに声を焼いてそれを毎晩聞きながら寝るなら・・私はARATAの声がいいな( ̄ー ̄☆