ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

イキウメ2012年春公演『ミッション』3回目★★★★ 

 
今回の『ミッション』だけど、開演の何分も前なのに席に着いた瞬間から緊張感に包まれた『散歩する〜』や『太陽』との違いはなんだろう?って考えていました。箱の大きさ?でも『散歩する〜』は同じトラムだったし・・。音?緊張を誘う音?そこに胸が苦しくなるような空気がなかったのはなぜ?
オープニングとエンディングが(ほぼ)同じですが、冒頭でもっと心を掴まれたかったという思いも・・ある。その最初の温度があまり変わらず最後まで続いたので・・クライマックスの盛り上がりがもっと欲しかったのかな?私・・。
それって「イキウメってこう(私が思う緊張感)」という先入観があったってことだけど。
いくつもの場面(台詞、そしてポールも)が交錯するところは前にも書いたけれど、とてもスマートで楽しかった〜。
物語の中心となる家族のお父さん(兄)と叔父さん(弟)のバトルシーン(言葉のね)。それはその兄弟が一緒に暮らしていたことろのこと。おかしいと思われて兄(お父さん)に病院に連れて行かれた弟(怜司叔父さん)がアステカ文明のことを医師に語る場面(清武くんから医師にスイッチする)のバトルが迫力を増していて凄かったなぁ・・。もう1回あるバトルシーン(言葉のね)も凄みが増していたように思います。 ←観たひとにしかわからない説明ですね。
「おまえには届いているのか? 誰かが言うおやすみとかのことばが」兄(お父さん)が弟(怜司さん)に言います。グッときたぁ・・ 幸せを与える(守る)だけじゃなく、幸せをもらってもいいと思うよ、叔父さん!
前川さんの脚本ってとっても綿密で繊細だなぁ〜目立たないけれど細かい(笑)
叔父さんと奥さんの葉月さんとの場面がいつも優しくて好き。 最後の清武くんの声がキリリとしたのも好き。
この前観たときから気になっていたのは清巳くんが叔父さんにあげたポッキー(のフタ)。清巳くんって一度開けたものを差し入れに渡すかなぁ・・。清武くんならありだけれど(笑) というか、どうしてそういうちいさいところを気にしちゃうんだろう・・ごめんなさい。
 
二回目のカーテンコールのときに浜ちゃんの笑顔が二回見られてホッとしました (*^^*) あの笑顔で世界の0.5ミリは救われましたね。
 
ふと思ったんだけど・・1クールのテレビドラマ向いているなって。サイドストーリーとして他の登場人物たちのドラマも見たいしね。まぁそうなると完全にホームドラマになっちゃいそうなので却下ですね。わかっています (^^;)
 『関数ドミノ』のDVDと『散歩する侵略者』の台本を買ってきました。