世田谷パブリックシアターは魔法の国でした。昨日の２作品も素晴らしかったですが、今日は客席にいる子どもたちの笑い声泣き声も楽しい『Gold Fish』。最高に楽しくて可愛くて素晴らしい作品でした。インバル・ピント＆アヴシャロム・ポラックカンパニーの３作品は私の宝物になりました。
50分休憩無し。出演はミハル・アルモギ、ツヴィ・フィッシュゾン、ノガ・ハルメリン、ヨッシー・ポラック（アヴシャロムさんのお父さん）。
ヨッシーさんがめちゃめちゃキュート。俳優さんでもあるそうで、この映像には映っていませんが（もしかしたら日本バージョンとか？）泣いている子どもに反応したりオープニングでも楽しませてくれ、この洗濯物がある部屋の外でずっと演技をしていました。なにやらひたすら紙を小さく切っている・・・ それを紙吹雪として飛ばしたエンディング、キレイでした。ヨッシーさんは昨日の『ラッシュ』のオープニングもチャーミングでした！
なぜGold Fish？跡付けのタイトルだったようですが、この夫婦は買ってきた２匹の金魚のようでもあるんじゃないかって。金魚鉢に入っているふたりは仲がいいのか、仲がわるいのか・・。奥さんがお出かけして釣りをする場面があるのですが、赤い靴下がしっぽのついた赤い金魚のように見えました。
『Gold Fish／ゴールドフィッシュ』 ：インバルとアヴシャロムが初めて手掛ける、ファミリー向けのワンダーステージ。子ども向け？とあなどるなかれ！思わず手を伸ばしたくなるような、ウキウキが一杯です。目の前に広がるのは、あなただけのオリジナルストーリー。もしも不思議の国のアリスが金魚を追いかけてクローゼットの海に飛び込んだら？そんな微笑ましさと懐かしさが詰まっています。
