ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『 JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ 〜太宰治「駈込み訴え」より〜』★★★★★ 

楽しいネコのアフタートークが終わり、急いで本牧へ。新宿からやっぱり遠い〜。
久しぶりの本牧は20年、30年前と変わらなかったけれど、マイカ本牧という名前はなくなっていたし、ヒッチコックばりの鳥の鳴き声に震えました。
[:imag]  「横浜・HONMOKU AREA-2」というバスでしか行かれない場所の、もうつぶれてしまった映画館での公演。どうしてここを選んだのでしょうか。まぁ民家と同じ匂いがする?
 
企画・共同制作・出演: 森山未來 / 演出・美術・振付・出演: エラ・ホチルド(Ella Rothschild) / 音楽・演奏: 蓮沼執太 http://dance-yokohama.jp/eventprogram/0001/
美術協力: ゾハ・ショエフ、山本勝美 / 衣裳: インバル・ベン・ザケン、露口亜美、惠美尚子 / 照明: 吉枝康幸 / 舞台監督: 足立充章
 
役者、ダンサーの森山未來が平成25年度文化交流使としてイスラエルに滞在していた際に、インバル・ピント&アヴシャロム・ポラックダンスカンパニー、バットシェバ舞踊団を経て、現在フリーランスとしてテルアビブで精力的に活動するイスラエル人アーティスト、エラ・ホチルドと太宰治著「駈込み訴え」を土台として制作されたパフォーマンス作品。2014年9月にイスラエルはテルアビブにてプレミア公演、2015年7月に愛媛県内子座にて1ヶ月間のレジデンスを経て再演、10月の横浜・HONMOKU AREA-2での上演では、音楽に蓮沼執太を迎えてリクリエーションを発表する。』
太宰治の「駈込み訴え」に描かれたユダとキリストの複雑な関係を元に、ムーブメントとテキスト、そして音楽を組み合わせた作品となっている。ひとつの話の中にふたつの異なる視点、文化、言語、が重ね合わせされている。ムーブメントに置き換えられたその対話には、太宰の小説の筋書きは共有しているものの、性別も国籍も文化も異なる二人が、対話を通じて互いに自分の考えを伝え合おうとする姿が描かれている。個々の発見や果てしない誤解の連続が、この馴染み深い話を予期しない解釈へと導いていく。』
 
 ちょうど今BSスカパーで番組をやっているのを見ていますが、内子座で入った太鼓はなかったです。蓮沼執太さんの音楽がけっこう変わっていました。ステージ上でのパフォーマンスは2人だけでしたし。舞台の広さも音楽も違うので、今日のことが記憶から薄れないよう、テレビを消しました(録画したよ)。
 
未來くん、素晴らしい。役者、ダンサーという枠ではおさまらない人だね。クリエイターだ。ささっと「駈込み訴え」も読んでおいてよかったわ。(それでもわからないけれど)素晴らしいパフォーマンスによる文学体験でした。しなやかな未來くん、力強いエラ、それだけでなく全てに圧倒された1時間。生で観ることが出来てよかったです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/277_33098.html

 『DUST』さい芸で。  『死刑執行中脱獄進行中』  『談ス』