『アルトナの幽閉者』の記事(井上秀樹さん)。『人間関係が複雑な作品で。父(辻萬長)とヨハンナ(美波)の立場も駆け引きによって逆転しそうになる。美波は「言葉が抽象的でかみ合わない。哲学者の頭をのぞいて、解体してみたかった」と笑う』『この戯曲を選んだ演出の上村聡史は「正解を出すために、一度行った議論を元に戻し、再び進む」対話の構造に興味があった。アルジェリア戦争でのフランス軍の虐殺行為をサルトルが批判して書いたとされるが、古今東西、変わらぬ主題も見える』
次男ヴェルナーによこちんこと横田栄司さん、引きこもり長男フランツは岡本健一くん(そっか・・岡本くんのほうが年下のイメージだった)ヴェルナーの妻が美波ちゃん。昨年ウィトくんこと哲学者ウィトゲンシュタインを演じた西村壮悟くんは哲学者サルトルの本のなかで、どんな役かな?
上村聡史さんの『連結の子』『千に砕け散る空の星』は面白かったなー。これはどうかな?上演時間3時間半・・(゜o゜;;
このサルトルの訳はアルベール・カミュの『カリギュラ』と同じ岩切正一郎さんですが、翻訳家の小田島恒志さんがよこちんさんに『有るとな無いとな実存主義』とインテリなダジャレをおっしゃったそう(笑)https://twitter.com/eijiyokota/status/435975828426354688
ZOOMは青柳いづみちゃん(井上秀樹さん)。マームとジプシー、チェルフィッチュを掛け持ちしている女優さん。あまり好きなタイプじゃないはずなのに、私は青柳いづみちゃんにけっこう夢中です。観ると他の女優さんが目に入らなくなることも・・。『あどけなさを残すが、素顔は芯が強い。稽古場では演出家と毎日ケンカするらしい。「演技を注意されたときに『私はこう思ってる』とか、他の人の演技に『あれでいいの』とか言います」』って、すごく意外だった。マームとジプシーの藤田さんはいづみちゃんがチェルフィッチュに出るときにも「出ないでくれ」と泣くのでしょうか・・。
昨年原宿VACANTで観た「まえのひ」の再演はぜひ観に行きたい。ユーロスペースで上映される「ほんとうのうた」も気になります。
「ねずみの三銃士」の『万獣こわい』 楽しみだなぁーーーー。