昨日に引き続き日仏学院エスパス・イマージュにて【追悼 アラン・ドロン】
ジャン=ピエール・メルヴィル監督の『サムライLe Samouraï』(1967)を観てきました。ほとんど喋らなくても匂い立つような色気のアラン・ドロンはもちろんだけど、雨の匂いやメトロや部屋の匂いまで立ち上がるような映画でした。スクリーンで観ることが出来てよかった。ほんとうに。
「サムライ」は35mm、数年ぶりの上映だそうです。
「ジャン=ピエール・メルヴィルは完璧なる映画作家だった。脚本を書き、監督し、製作し、編集し、音楽まで付ける。『サムライ』では照明までメルヴィルが作ったんだ。偉大な撮影監督アンリ・ドカエはメルヴィルの指示のもと、カラー撮影でモノクロ映画を作ってみせた」
アラン・ドロン https://x.com/elleawatson/status/1851953141480067563?s=46
映像で同じような役を日本でできる俳優は、亀ちゃん(亀田佳明さん)だけだと、アラン・ドロンの演技に「らんまん」の野宮朔太郎役の演技を思い出しました。