ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

今日の朝日新聞夕刊  

 劇評は『スポケーンの左手』(谷岡健彦さん)「仕返しの展開、一瞬の温かみ」
『劇中、重要な役割を担うのは、ホテルの従業員マーヴィン(成河〈ソンハ〉)だ。高校時代、英雄的な被害者になるのを夢見て、銃の乱射事件が起こるのを待ち望んでいたという変わり者である。終盤、彼とカーマイケルが対峙するとき、社会に適合できずに生きてきた2人の心が通い合う。こうした温かみのある一瞬を書き込めるのが、マクドナーをたんなる暴力描写好きの劇作家に終わらせないところだ。』『小川の翻訳は台詞を少々刈り込みすぎている感もあるが、原語での上演に近いテンポを生み出すのに成功している。4人の俳優はいずれも好演。なかでも、大きな声を上げずに激しい内面の揺れを表現する中嶋の演技が印象に残った。』
  
    故・扇田さんの劇評が読みたかったなーーー。
 
 『アングラ演劇を牽引し、47歳で亡くなった異才・寺山修司。12月10日に生誕80周年を迎える寺山修司。映画版「書を捨てよ町へ出よう」と、寺山が主宰した演劇実験室「天井桟敷」の舞台「レミング」を、それぞれ「マームとジプシー」の藤田貴大と「維新派」の松本雄吉が演出、現代の息吹を吹き込んだログイン前の続き。いずれも12月に東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。』
 
「書を捨てよ町へ出よう」 猥雑さ、シャープに
『「アングラをアングラとしてやりたくはない。寺山さんの作品は猥雑さや寒々しさなど『ノイズ』にあふれている。ボクは猥雑さを整理整頓してシャープにして、そこに潜むノイズを見いだしたい」と説明する。「寺山さんを超える自信はあります」と胸を張る。』『場面をコラージュのように断片でつなぎ、音楽はドラムをメインにして衣装はカラフルにするなど、スタイリッシュな舞台になりそうだ。』村上虹郎主演。歌人穂村弘と芸人の又吉直樹が映像出演。
ミナペルホネンの衣装も楽しみ。ミナのお洋服はコートとか持っているけれど、お高くて・・もう買えないわ。もっぱらブローチばかりです。
 
音楽劇「レミング」 「都市」を生々しく
『ファンタジーのようで生々しい。寺山の不思議な世界観が体感できる音楽劇「レミング〜世界の涯まで連れてって〜」(寺山作、松本演出)は12月6日から上演される。寺山没後30年の2013年に松本と天野天街が上演台本化し、言葉を変拍子のリズムに乗せる独特の音楽劇としてよみがえった。』『溝端は寺山作品を「現実より現実っぽい」と言う。「登場人物やセリフがやけに生々しくて引き込まれる」。タロと母(麿赤兒〈まろあかじ〉)の関係に寺山を重ね、自身を重ねる。末っ子の溝端は「甘えた時期が長かった分、距離を置きたい時期もあった」。タロの母はなぜか畳の下にいる。「無償の愛にふたをしたいのかも」』
これも楽しみです。2013年に観て感動したので。