ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

【おかえり、亮ちゃん】田島亮くん(・中嶋将人)と浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き!! 成河くん、亀田佳明さま、イキウメと浜田信也くん、宮沢氷魚ちゃん、大好きです。 演出家・藤田俊太郎くんを応援しています。小林賢太郎さん・片桐仁さんが大好き。ラーメンズは永遠に好き。BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、B'z、EddieRedmayne、大橋トリオ、kitori、宮本浩次さん。みんな大好き。なにより空が好き。 都々逸やっています。

『元禄港歌ー千年の恋の森ー』★★★★★ 

 2016年観劇始め。シアターコクーンへ。
 XC列(最前列でした)
 1幕90分(休憩20分)2幕45分の計2時間35分  蜷川さんにしては短いのですが、舞台はぎゅーーっと濃かったです。
電車が事故のため遅れて、遅くなったのでささっと。
 
初演から36年。
シアターコクーンにて『元禄港歌ー千年の恋の森ー』初日観劇。最前列通路席でしたが、舞台が低く手を伸ばせば届く距離に階段があるので見やすい!思わず瞽女猿之助さんとりえちゃんに手を貸したくなってしまった。キャスト全員素晴らしく、完成度の高い舞台。後半のある場面(*)から涙止まらずでした。」
美空ひばり、波の音、椿の花がポトンポトンと降りしきる音が耳に残っています。」
と帰りにtweet。何度も猿之助さんや宮沢りえちゃんが横に立つんだものーーーーー。
 
辻村寿三郎と人形の踊りから始まる幕開きからグワーーッと元禄の世界に引き込まれました。いつもここで私の気持ちが決まります(覚悟みたいなもの。←大げさな・・)。朝倉摂さんの美術がまた素晴らしいのよ。椿はもちろん、何度か場面転換あるのですが、あの短い時間でどうやって能舞台を?と思うくらいの舞台早替わり〜。ふすまが透けているのも面白く。
 
1幕、瞽女一座の座元・糸栄(市川猿之助)唄と三味線、その後ろに横一列に並んでの初音(宮沢りえ)や手引きの歌春(鈴木杏)の瞽女一行の唄と三味線、圧巻でした。猿之助さんとりえちゃんは本当に盲目のようでした。
 
幾つかの恋。道ならぬ恋。やっぱり男(平兵衛:市川猿弥)が悪いわ。万次郎(高橋一生)も。信助(段田安則)以外の男
。妻にとって悲しい理由で万次郎を溺愛するマザコンになってしまったお浜(新橋耐子)も、糸栄も、歌春も・・悲しい思いをするのはいつだって女。(←このお芝居でね) でも、一生くんの放蕩息子ぶり、可愛かった〜。
 
(*)段田さんとりえちゃんの「絵馬を探す」場面から。そしてラスト、猿之助さんと段田さんの場面は号泣ものでした。そして3人は千年の森へ。
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作:秋元松代 演出:蜷川幸雄
音楽:猪俣公章 劇中歌:美空ひばり 衣裳:辻村寿三郎 美術:朝倉摂 照明:吉井澄雄 効果:本間明
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_genroku/index.html
元禄のころ。播州のある富裕な港町は陸へあがった船頭を相手に客を引く男女などで賑わっている。
いつも町の若者を引き連れ羽振りをきかせている【万次郎】は廻船問屋の大店・筑前屋の次男坊。今日も些細なことから町人との揉み合いが始まった。そんな時、筑前屋の長男【信助】が江戸の出店から戻り、弟をいさめる。そこに二人の母親、女将の【お浜】も現れる。交錯する母息子の視線。
そこへ三味線の音。手引きの【歌春】を先頭に座元の【糸栄】、【初音】、それに続く女たち。旅から旅に明け暮れながら年に一度この港町にやってくる瞽女の一団である。
その晩、筑前屋の座敷で弾き語られた瞽女たちの「葛の葉子別れ」。千年の森の奥から恋しい男のため白狐となり逢いに来た女が、人里の男を恋した罰に生まれたばかりの子と別れて再び森に帰らねばならぬという悲しい物語。涙ながらに語る糸栄に、信助の心に熱いものが去来する。母恋しさに心乱れるまま、初音に、自身の出生に疑いを持っていることを口走り、糸栄のことを問いかける。何も答えずに去る初音。
同じ夜。万次郎はもう三年の仲となる歌春と逢っていた。それに感づいていたお浜は、職人の【和吉】を歌春の婿にと引き合わせ、二人の仲を裂こうと画策する。その報告を夫の【平兵衛】にしているなか、信助の出生に関して、思わず恨み節を口にするお浜であった。信助を不憫に想う平兵衛と、実の子万次郎を店の後継ぎにしたいお浜、烈しい夫婦の諍い。
一夜明けて、阿弥陀堂では虐げられている念仏信者たちと共に、信助を幼少期より慕う初音、万次郎への想いを断ち切る決心をした歌春、我が子信助への思慕を隠し通そうとする糸栄らが、一心に念仏を唱えている。
次第に初音に心惹かれて行く信助は、同時に糸栄が自分の生みの母であることを確信していく。
数日後。筑前屋では、万次郎が舞う奉納の能楽の準備が進められている。そこへ、歌春から万次郎との関係を聞き及んだ和吉が血相を変え怒鳴り込んでくるが、権高に追い払う筑前屋の面々であった。謹慎を受けた万次郎に代わり信助が務める能楽が始まった、その時。客席から黒い影が飛び出し、能面を付けた信助に毒壺が投げつけられる―
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『今回の上演にあたり、蜷川は「秋元松代さんの作品に登場する女たちは、いつも激しく、ストイック。それはどこかで破滅や不幸とつながってゆき、近代が何を犠牲にし、何を捨ててきたのかを証明している。(今回)猿之助さんが、美空ひばりさんの歌で『元禄港歌』をやりたいと言ってくれた。猿之助さんの糸栄なら見てみたい。久々にあらたな気持ちでこの作品をやってみたいと思った」とコメント。』https://theater.favclip.com/article/detail/5754519816241152