ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『リリーのすべて/The Danish Gir』ジャパンプレミア★★★★★ 

 水曜は早く帰れないことはわかっていたのですが、ちょっと抜けられるかな〜と望みをかけてチケット取ってあったけれど、やっぱりダメでした。でも、思ったより早く7時半に終わったので日劇に向かいました。8時に着いて、係りの方に聞くと「まだ始まったばかり」というので、観てきました。

入口でトム・フーパー監督をお見かけしたので、そのまま待ちたい気持ちをぐっと抑え(来ないかもだし。笑)中へ。
 
「友だちが取ってくれた席で『リリーのすべて』。と言っても8時すぎから。残業でジャパンプレミアには間に合わなかったけれど、映画良かった(T ^ T) お譲りした席で見てくださった方に聞いたら、30分くらい観れなかっただけみたい。リリーになるときの彼は天使のように輝いていました。」
「『リリーのすべて』のエンドロールのクレジット、エディよりアリシアの方が上に名前があった。それも納得の内容。なので、ダブル主演って感じかな。公開が楽しみ。最初から観なくちゃ!」
と帰りにTweet
 お土産ありがとうございます〜。
  
映画の感想は、最初から観てからにします。観ていない30分に好きなシーンがたくさんありそうだもの。なので少しだけ。
ロケ地(コペンハーゲン、パリ=パリのシーンのほとんどはブリュッセル)映像が美しくて、エディが可愛くて、繊細で、指先の演技まで美しく、天使で(アイナーがリリー・エルベとでいる時の喜びに溢れる輝きっぷりといったら!!!)、アリシアが演じる妻ゲルダ・ヴェゲネルの戸惑い、そして深い愛、出番少ないのにヘンリクを演じたベン・ウィショーはしっかり印象を残すし、衣装も美術セットも美しくて、あーーあとワンちゃん(ビーグル)の表情もいのですよ。
 
監督:トム・フーパー 脚本:ルシンダ・コクソン
原作:デヴィッド・エバーショフの小説『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』(世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語)

「舞台はデンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私ともに充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがて彼らの前にひとりの婦人科医が現れる。」
トランスジェンダーという言葉や概念がまだ確立していなかったであろう、今から80年以上も前に、それまでの自分との決別を決意し、誰も受けたことのない未知の手術に命がけで挑んだリリー・エルベ。その驚くべき実話を題材にした本作は、自分が自分らしくあるために大きな壁に立ち向かっていった人間の勇気を称える深淵な人間ドラマだ。同時に、アイナーがどう変わろうとも寄り添い支え続けた妻ゲルダの、とてつもなく大きな愛についてのラブストーリーでもある。最愛の夫が女性として生きたいと願うようになった時、妻はすべてを受け入れ、愛する人の夢をかなえるために奔走する。アイナーの中でリリーの比重が増すにつれ、ふたりの関係はごく普通の夫婦から、親友のような、姉妹のような、母と子のような、さらにはもはやどんな関係とも括れないような強い絆で結ばれたものへと昇華していく。しかしその中にあっても、お互いを思いやり、一番の理解者として認め合う気持ちは最後まで揺るがなかった。性別さえも無関係になるほどの強靭な愛。魂と魂で共鳴しあうふたりの姿には、誰もが共感し、深い感銘を受けずにはいられないだろう。」
公式サイト http://lili-movie.jp
 
映画ランド http://www.eigaland.com/topics/?p=18865
フーパー監督は2012年11月の『レ・ミゼラブル』ジャパン・プレミア参加と12月のロイヤル・プレミア参加以来、エディは2013年4月以来の来日に。エディが日本のファンと直接交流する場に登場するのは今回が初」
「先日発表された第88回アカデミー賞では、主要4部門にノミネート、妻・ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルが、初ノミネートにして助演女優賞に輝き話題となった本作。フーパー監督は「ドキドキして見守っていたけど、一番幸せな瞬間だったね」とにっこり。エディも「アリシアがオーディションで魅せた演技は一生忘れられない。僕は監督の横で見ていたんだけど、いつまで経ってもカットをかけないんだ。そしたら監督が泣いていたよ。彼女は演技も人柄も素晴らしいんだ」としみじみ語り、「受賞したら即刻会見などに出席しなければいけない。だから監督と同じように抱きしめるだけにしたんだ。最高に喜びを感じている」と紳士な一面をみせた。」
 The Danish Girl: Copenhagen | Behind The Scenes Exclusive
 Lili behind the scenes
 
美しい撮影場所(「地球の歩き方」より)
 オルタ博物館(Horta Museum)
 マックス・アレ邸(Maison Max Hallet)
 アノン邸(Hôtel Hannon)
 ギャルリー・サンチュベール(Galerie Sint-Hubertus)
 ブリュッセル公園(Parc de Bruxelles)
 ビア・カフェ À la Mort Subite 
 カフェ Le Falstaff
 
サントラ  The Danish Girl OST - Alexandre Desplat (Full Soundtrack)