ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

シス・カンパニー『ARCADIA アルカディア』★★★★★ 

 シアターコクーンへ。
 
シアターコクーンにて『アルカディア』観劇。中2階の立ち見、とても見やすかった!(足は棒のよう)すごく面白かったけれど、伝わるような感想書く文才ないわ〜。徳永さんが書いてらした『戯曲そのものも、ずっと三拍子を求めて運動しているのである。』がいちいちヒットしてワクワク観ていました。」
立ち見、4人のところに2人だけだったのでのびのびと、いい位置で見られました。
「明日歌会なのに遊んでしまったけれど💦💦 観に行ってよかった〜。見逃さずに済んだのは成河くんオススメのおかげ😊 歌は、まぁなんとかがんばります。」と帰りにTweet
 
ホームページも読んでいなかったわけですが http://www.siscompany.com/arcadia/gai.htm
アルカディアが面白すぎてどうしよう。素晴らしい世界を、宇宙を。無常を。全て愛しく抱き締めさせて貰いました。ありがとうございました。出演者の皆さんが本当に全員愛しく、考えられない知性と努力を持って言葉を届けて頂きました。なんて素敵なプレゼントでしょうか。忘れられない観劇になりました。」と成河くんが絶賛していたし(http://web-dorama.jugem.jp/?day=20160415)、安西慎太郎ちゃん出てるし、徳永京子さんの感想(*)を読んで行きたいなーーでも、もう行ける日ないなーーと思っていたのですが、今日なら仕事の都合がつくことがわかり、急遽チケット購入(金欠なので立ち見席です)。面白すぎてワクワクしました。演劇の神様ありがとう。
 
―STORY―
著名な詩人バイロンも長逗留している、19世紀の英国の豪奢な貴族の屋敷。その屋敷の令嬢トマシナ・カヴァリー(趣里)は、住み込みの家庭教師セプティマス・ホッジ(井上芳雄)に付いて勉強中の早熟な少女。しかし、天才的な頭脳の持ち主の彼女の旺盛な好奇心には、年上のセプティマスも歯が立たない。あるとき、屋敷の庭園の手直し用の設計図に、トマシナは何の気なしにある書き込みをしてしまう。その何気ない悪戯書きは、約200年後の世界に大きな波紋を広げていく。そして、約200年の時を経た現代。同じカヴァリー家の屋敷の同じ居間に、過去の屋敷や庭園、とりわけ残された書き込みのことを熱心に調べるベスト・セラー作家ハンナ(寺島しのぶ)の姿があった。そこに、バイロン研究家のバーナード(堤真一)が加わり、ライバル同士の研究競争が過熱!その争いは、カヴァリー家の末裔ヴァレンタイン(浦井健治)、クロエ(初音映莉子)兄妹を巻き込み、やがて…。 
<ひとつの場所=同じ屋敷の同じ場所>を媒介として、繋がっていく二つの時代と人々。
それぞれの時代に生きる人々のドラマは、クライマックスへと加速度を増しながら展開していく。19世紀のトマシナと家庭教師セプティマスの「歴史の中に消えていった過去」は、現代に復元されるのか?現代の研究者バーナードとハンナを取り巻く人々の思惑、そして、2人が追究する真理への情熱は? 
作:トム・ストッパード 翻訳:小田島恒志 演出:栗山民也 美術:伊藤雅子 照明:服部 基 音楽:国広和毅 音響:井上正弘 衣装:前田文子
出演:堤 真一、寺島しのぶ井上芳雄浦井健治、安西慎太郎、趣里、神野三鈴、初音映莉子、山中 崇、迫田孝也、塚本幸男、春海四方
伊藤雅子さん http://www.masakoito.com/works/  国広和毅さん http://kunihirokazuki.com
 
*優雅に、瑞々しく、難解は踊る。シス・カンパニーアルカディア』(徳永京子さん)https://note.mu/k_tokunaga/n/n44164f812c5d
 
デキメン列伝【第13回】安西慎太郎 劇中では物言わぬガスくん(成河くんの可愛い後輩・可愛い慎太郎ちゃん)の胸の内  http://engekisengen.com/stage/dekimen/dekimen013/
 
舞台はシドリー・パークの同じお屋敷で、200年の時空を行ったり来たり。進むにつれパズルのピースがひとつづつ埋まっていく楽しさ。物語の核となるバイロンと重要人物のチェスター夫人が名前だけで登場させ、ミステリー仕立てなのも楽しい。
全員素晴らしいですが、私は今回のトマシナ役(13歳と10ヶ月〜16歳と11ヶ月まで)を演じた趣里ちゃんと家庭教師のセプティマス役の井上芳雄くんが最高でした。  
取り急ぎここまで(課題やらなくちゃなので!!)
 あ、1000円だったのでパンフレットも買ったのですが、1000円では申し訳ないくらい読みでがありそう。
  
   追記予定
 
 毎日新聞夕刊に『アルカディア』劇評(濱田元子さん)