ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

成河くん「エリザベート」役どころについてインタビュー 

ステージナタリーに成河くんインタビュー記事『成河「エリザベート小池修一郎に「うんざりされるほど議論持ちかけた」』http://natalie.mu/stage/news/196535
「成河は、エリザベートを暗殺し、また狂言回しも兼ねる自らの役どころについて「(帝国劇場の収容定員)1800人を率いるバスガイドでした」と東京公演を振り返った。」
  
「また山崎育三郎とのWキャストであることについて、成河は山崎の回を観ることで自分の出演シーンを客観的に捉えることができたとそのメリットを挙げた。その一方で、「Wキャストだと、どうしたって稽古時間が半分になりますよね。これまで稽古場でトライ&エラーを繰り返して役を作ってきた僕には、空前絶後の稽古不足でした」と本音を明かす。」
「また成河は、本作の脚本・歌詞を担当したミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲を手がけたシルヴェスター・リーヴァイ、そして小池が創作のエピソードを披露したインタビュー集「オール・インタビューズ ミュージカル『エリザベート』はこうして生まれた」からも、役作りのヒントを得たと紹介。そこに収録されているリーヴァイの言葉と、目の前の小池から受け取った考えがまったく同じだったため、リーヴァイと小池、2人の考えを尊重しながら役作りを進めたと述べる。」
  
「小池演出による日本版「エリザベート」の魅力をこのように話す。「本来のウィーン版はシニカルで退廃的な歴史劇だったそうです。どうして自分たちの国の歴史をこんなにも嫌みたっぷりに描くのか、と初演時には批判の声もあったとか。それを小池先生は、日本人の持つ情緒っていうのかな、少女マンガ的……アニメやコミックに寄せたファンタジーの要素を盛り込んで、ぐっと観客を惹きつけたんです」
「一方で、宝塚歌劇での初演から20年を迎えた今、成河は小池との議論で潮目の変化を感じ取ったという。「思いっきりファンタジーに寄せるのか、歴史劇に戻すのか、上演の話が持ち上がるたびに小池先生の中で葛藤とパワーバランスが働いているようです。それでいろいろお話を伺った限りでは、2015年の新演出から今回に向けて、少しずつ歴史劇としての要素を取り戻そうとしているのを感じました。特にルキーニにはその役割を託しているとおっしゃっていましたしね」と語る。」