ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『皇妃エリザベートの暗殺者 ルイジ・ルキーニ回顧録』

5月24日発売の書籍『皇妃エリザベートの暗殺者 ルイジ・ルキーニ回顧録』ルイジ・ルキーニ 著/西川秀和 翻訳・解説(集英社インターナショナル

尋問官「なぜ皇妃エリザベートを殺したのか」 
🧔ルキーニ「私の人生の埋め合わせをするために」

「ルキーニが獄中で不審死を遂げたため未完に終わった回顧録に加え、当時の公文書などからエリザベート暗殺事件の詳細や、暗殺事件当日から10回以上におよんだ予審尋問、並びに裁判、そして獄中で記された手紙などのルキーニの発言を詳述。残された様々な記録から、真実の姿を探る。」

西川秀和さん 

📚成河くんの推薦文(全文)✍️

このルキーニという役を、より深く鎮魂するためにも、またやりたいなと、感じました 
   ***
終始圧倒的なエネルギーに翻弄され、ページをめくる度に判断力が揺さぶられる。その技巧を凝らした文体、蠱惑的な叫びに何度も自問自答させられる。果たして自分は今この社会の中でどのような場所に居て、どのように振る舞うべきなのか。
この本の中にその答えはない。ただ私たちは、地べたをぐっと踏みしめて、彼の「正義」の叫びがもたらす強風に吹き飛ばされないよう、この社会と歴史の隅々まで目を凝らしてみるしかない。
彼は彼の一生の中で、自分という存在に一度たりとも価値を認めることが出来なかった。その魂の叫びが、まるで自分自身を浄化するように文字となって叩きつけられている。きっと犯行に及ぶ前にこの芸術行動が果たされていたら、それは代替行為たり得たのだろうと思う。
これは、私たちの社会が産み落とした、私たちの中にさえ住まう、良く知っている悪魔による手記なのだ。  
(成河:俳優。ミュージカル『エリザベート』ルイジ・ルキーニ役)

 

一部だけ載せると「ショービジネスとは言え、「作品の質」を問うのであれば、ダブルキャストという制度をいつかなくさなければいけないと思います」「ダブルキャストはチケットセールスのため」と言っていた。

なので、もうルキーニはないと思っていました。📖を読んでやりたくなったのね。シングルキャストなら受けるかな?でも「ダブルキャスト制度」なくならないでしょう…あるなら一回は観に行くけれど…そのときは城田優トートでお願いします。でも実は二桁観ちゃったのでもうお腹いっぱいです。2016年は11回、2019年は3回。

ミュージカル『エリザベート/Elisabeth』 2016(1)★★★★ 

ミュージカル『エリザベート/Elisabeth』2016名古屋公演成河ルキーニ千秋楽(11)★★★★★ 

ミュージカル『エリザベート2019』千穐楽★★★★★