ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『DISGRACED/ディスグレイスト−恥辱』★★★ 

 三軒茶屋へ。
「『DISGRACED/ディスグレイスト−恥辱』観劇。途中で私の小さな脳が働きを拒否してきた(^^;; 台詞によってようやく彼らの人種がわかったという…(*)。この戯曲、世田谷パブリックシアターでなく熱量が伝わるトラムくらいで観たらどうだったかな〜。それにしても最近食事してる舞台多いな。」と移動中にTweet
(*)小島聖さん、日焼けしている役かと思ったら、黒人役でした。え・・って感じ。だけど、そういうことが原因ではないと思う。翻訳劇なら当たり前だもの。

最近観た幾つかの翻訳劇の方が、素直に楽しめたなぁ。好みの問題だろうけれど。何かひとつギュッと惹きつけられるものがほしかった。私がホームページ見てから行けばよかったのかもですが・・。
 
アヤド・アフタル作『DISGRACED/ディスグレイスト―恥辱』は、2013年にピュリッツァー賞(戯曲部門)を受賞し、2015年にはトニー賞(ベストプレイ部門)にもノミネートされた話題作。http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160512/Enterstage_004872.html
「"disgraced"とは、"辱める、地位や名誉などを失わせる"の意味。現代アメリカを舞台に、パキンスタン系アメリカ人の男と白人の妻、ユダヤ人の男とアフリカ系アメリカ人の妻という異なる背景をもつ4人が揃ったホームパーティーで、それぞれの信仰と社会政治の言葉の応酬がやがて驚くべき結末に繋がり、会話の表面から「人間の本質」が露呈していく。」
 
公式サイト http://www.disgraced-stage.com
作:アヤド・アフタル
翻訳:小田島恒志・小田島則子 演出:栗山民也 美術:二村周作 照明:服部 基 音響:高橋 巌 衣装:西原梨恵 ヘアメイク:鎌田直樹
ストーリー「ニューヨークの高級アパートメントに暮らすアミール(小日向文世)はパキスタンアメリカ人、企業専門の弁護士事務所に所属する優秀な弁護士だ。妻のエミリー(秋山菜津子)は白人の画家。ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてくる。エイブはアミールに、自分たちの指導者が逮捕されたので助けてほしいと訴えに来たのだ。拒否するアミール、だが妻のエミリーは助けるべきだと主張する。結局、審問に立ち合い、人生の歯車が狂いだす。ある夜アミールと同じ事務所で働く黒人弁護士ジョリー(小島聖)と、その夫でホイットニー美術館のキュレーター、ユダヤ人のアイザック安田顕)が訪ねてくる。画家でもあるエミリーの作品がホイットニー美術館に展示されるお祝いのホームパーティだった。誰もが、成功を掴んだと思っていた、しかし、最後に掴んだものは……」
 劇中、ジョリーがアミールのお宅に訪問する際にもってきたお土産「マグノリアベーカリーhttp://www.magnoliabakery.co.jp)」のバナナプティングが劇場ロビーで販売されていて、その上の壁に『奇ッ怪』のポスターが!!