ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

日経夕刊に 

[ 日経夕刊の「自由席」は『るつぼ』の劇評でした「言葉が狂気と化す世界」(内)
アメリカ演劇の巨匠アーサー・ミラーの傑作は、マサチューセッツ州セイラムで17世紀末に起きた魔女狩りの実話が題材。ひとりの少女が仲間を率いて魔術的な踊りをしていたことから、魔女のうわさが広がる。少女たちは保身のため無実の人間を悪魔の手先とあげつらい、逮捕と処刑が相次ぐ。庶民の恨みつらみが噴出し、連鎖する密告社会の恐ろしさ。言葉が本物の凶器と化すドラマは、まさに社会を映す鏡だろう。」
「演出家の「指示待ち」に終始するタレントが目につく昨今、今度の舞台には俳優の意志の力が確かに宿っていた。英国のジョナサン・マンビィは演出にあたり、ディスカッションを重んじた。時にセリフが聞き取りにくいのは残念だが、堤真一松雪泰子黒木華溝端淳平らが現代を撃とうと懸命に演じている。ベテラン小野武彦立石涼子が抜群で、レンブラントの絵を思わせる光と闇の陰影(マイク・ブリットン美術、勝柴次朗照明)や妖しい踊り(黒田育世振付)が見事だ。」
「小さな悪意がブレーキがきかないほど増殖したとき、人間はどんな地獄を見るのか。ここにある過去は、あってはならない未来である。」
 
 朝カフェ芝居「オハヨウ劇場40分!」(雄) ←知らなかった〜。
「通勤の人々が慌ただしく行き交う朝の東京・銀座。ビル地下1階の「カフェ サンク」に入ると、20人ほどが静かに朝食をとっている。8時半、空いた席に1人の男性客が腰掛けたと思うと店員との会話劇が始まった。実は2人は俳優だ。カフェの常連客らが織りなす恋愛コメディー「『おはよう』は恋のおまじない。」(菅野臣太朗作・演出)を週3、4日上演している。」
「出演者も「通常の舞台では感じることのない充実感を得られる」と口をそろえる。公演の場は少しずつ広がり、丸の内で「朝劇」を手掛けたメンバーが現在、西新宿と下北沢のカフェで朝の芝居を開催中だ。地方の演劇関係者からも問い合わせが増えているという。「今後は外国人や英語を習うビジネスマン向けの早朝英語劇にも挑戦したい」と右近は意気込む。」「10月は毎週月、水、金曜日午前8時半と15、29日の土曜日同10時半から。日替わりで5人の俳優が出演中。朝食込みで3500円。」