ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

舞台『Take me out/テイク・ミー・アウト』初日★★★★☆ 

初日おめでとうございます。
始まったばかりなので、少しだけ。終わりころにもう一回観に行きます〜。
 DDD AOYAMA CROSS THEATERへ。
 作:リチャード・グリーンバーグ 翻訳:小川絵梨子 演出:藤田俊太郎 http://www.takemeout-stage.com https://twitter.com/takemeoutJP
 対面式。私は奥の2列目。
「舞台『Take me out』初日。いい男ばかりで目の保養でした。公開稽古より断然良くなっていて、面白かったけれど淡々としていた。メジャーリーグの話だけれど、そのロッカールームは教室や職場、一般社会と通じる。だから完結しないんだね。シャワーの後、あるものを取るシーンがキーかしら。」と帰りにTweet。あるものを取る=あるものを剥ぎ取る。
 
主役が一人というわけではなく、クライマックスのような盛り上がりもない。メジャーリーグの話だけど、スポ根ものではない。それでもとても近くにあるお話。知りたいことをはっきり教えてくれない(のでモヤモヤ・・。きっとあったであろうことを想像する)。思っていたより難しい戯曲だなぁ。
彼の死(自殺ではない)の原因は一つではないということね。
シャワーシーンでまた蜷川さんを思う。同じような演出があったというのではなく、霧雨のように美しかったので。
 
(この戯曲に関してだけど)チームがあんなにギクシャクしていてもベースボールって試合に勝てるものなのか・・。サッカーは弱くなるとロッカールームの雰囲気も悪くなるって聞いているから不思議だったけれど、野球はチームプレーというより個人プレーの割合の方が多いのかな。パスしたりの直接のアシストがないスポーツ。孤独だね。今日の選手たちはとても孤独だった。
あと、アメリカは同性愛者に寛容的なのかと思っていたけれど、それは昨今のイメージなのよね。この戯曲の時代はとくに、すごい偏見があったのね。 キリスト教が主流だし、ゲイ解放運動があったりcoming-outなんていう言葉をわざわざ使うくらいだものね。アメリカは日本よりもずっと差別を受けていたのかもしれない。
 
それにしても・・俳優の皆さんカッコよかった〜。いい体してた〜。隼太くんセクシーな腰タオル姿も見せてくれて(じーっと見ちゃったよ。笑)。私にとっては今もアブちゃんの良知くん、可愛かった〜。
 
この舞台は決してハッピーエンドではない「Take me out」だったけれど、ラストが良知くん演じるメイと章平くんのダレンの二人のシーンでよかった。彼らにとっての「Take me out」には光が見えるから。でも、ダレンにとってメイは癒しであるかもだけど、本気の相手にはならなそう・・。

章平くんは体型も野球選手のようで、スター性と色気があり、ダレン役にぴったり。すごくよかった。ストーリーテラーな役わりもする味方くんもよかったな。
 
あ、書きすぎたかな。でも、書いているうちにモヤモヤが少し取れた。
 
(19日追記:2回目★★★★★ http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20161218/1482078547
 俊太郎くんの舞台でおなじみのgonちゃんプロデュースの飾り付けとワッペン。
]  可愛いお花。 
 青山劇場と青山円形劇場があった「こどもの城」が閉鎖され、  訪れるこどもたちもいなくなり「こどもの樹」も悲しそうです。改装工事だけでよかったのに・・。