初日おめでとうございます。
始まったばかりなので、少しだけ。終わりころにもう一回観に行きます〜。
DDD AOYAMA CROSS THEATERへ。
作:リチャード・グリーンバーグ 翻訳:小川絵梨子 演出:藤田俊太郎 http://www.takemeout-stage.com https://twitter.com/takemeoutJP
対面式。私は奥の2列目。
「舞台『Take me out』初日。いい男ばかりで目の保養でした。公開稽古より断然良くなっていて、面白かったけれど淡々としていた。メジャーリーグの話だけれど、そのロッカールームは教室や職場、一般社会と通じる。だから完結しないんだね。シャワーの後、あるものを取るシーンがキーかしら。」と帰りにTweet。あるものを取る=あるものを剥ぎ取る。
主役が一人というわけではなく、クライマックスのような盛り上がりもない。メジャーリーグの話だけど、スポ根ものではない。それでもとても近くにあるお話。知りたいことをはっきり教えてくれない(のでモヤモヤ・・。きっとあったであろうことを想像する)。思っていたより難しい戯曲だなぁ。
彼の死(自殺ではない)の原因は一つではないということね。
シャワーシーンでまた蜷川さんを思う。同じような演出があったというのではなく、霧雨のように美しかったので。
(この戯曲に関してだけど)チームがあんなにギクシャクしていてもベースボールって試合に勝てるものなのか・・。サッカーは弱くなるとロッカールームの雰囲気も悪くなるって聞いているから不思議だったけれど、野球はチームプレーというより個人プレーの割合の方が多いのかな。パスしたりの直接のアシストがないスポーツ。孤独だね。今日の選手たちはとても孤独だった。
あと、アメリカは同性愛者に寛容的なのかと思っていたけれど、それは昨今のイメージなのよね。この戯曲の時代はとくに、すごい偏見があったのね。 キリスト教が主流だし、ゲイ解放運動があったりcoming-outなんていう言葉をわざわざ使うくらいだものね。アメリカは日本よりもずっと差別を受けていたのかもしれない。
それにしても・・俳優の皆さんカッコよかった〜。いい体してた〜。隼太くんセクシーな腰タオル姿も見せてくれて(じーっと見ちゃったよ。笑)。私にとっては今もアブちゃんの良知くん、可愛かった〜。
この舞台は決してハッピーエンドではない「Take me out」だったけれど、ラストが良知くん演じるメイと章平くんのダレンの二人のシーンでよかった。彼らにとっての「Take me out」には光が見えるから。でも、ダレンにとってメイは癒しであるかもだけど、本気の相手にはならなそう・・。
章平くんは体型も野球選手のようで、スター性と色気があり、ダレン役にぴったり。すごくよかった。ストーリーテラーな役わりもする味方くんもよかったな。
あ、書きすぎたかな。でも、書いているうちにモヤモヤが少し取れた。
(19日追記:2回目★★★★★ http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20161218/1482078547)
俊太郎くんの舞台でおなじみのgonちゃんプロデュースの飾り付けとワッペン。
] 可愛いお花。
青山劇場と青山円形劇場があった「こどもの城」が閉鎖され、 訪れるこどもたちもいなくなり「こどもの樹」も悲しそうです。改装工事だけでよかったのに・・。