今日は NINAGAWA DAY!
[ 夜は、藤田俊太郎くん演出、ジャニーズTOKIOの松岡昌宏くんとさいたまネクスト・シアターだった睦月子ちゃん(今は土井ケイト)の二人芝居を観に新宿へ。
紀伊国屋ホールにて『ダニーと紺碧の海』初日夜観劇。心に闇を抱えたダニーとロバータの激しい会話劇。「俺の線を越えるな!」ダニーの心に踏み込んだのはロバータだったけれど・・。安らかな眠りから目覚めたロバータはまた心を閉ざそうとする。部屋の月あかり、優しく揺らめく水。照明が綺麗でした。』と帰りにTweet。私はロバータよりもダニーに海を思いました。
作:ジョン・パトリック・シャンリィ 翻訳:鈴木小百合 演出:藤田俊太郎 出演:松岡昌宏 土井ケイト
「ニナガワ・スタジオでは自主的に戯曲を選びエチュード作品にまとめると、蜷川さんに演技を見てもらえるので、僕がこの2人芝居を稽古したいと蜷川さんに相談すると「この話は難しいから今の藤田には無理だと思う。もっとハードルの低い戯曲を選びなさい」と、おっしゃいました。」という作品。戯曲を選びエチュード作品にまとめる=『待つ』ですね。
「男ダニーが味わった深い海は、女ロバータという、うたかたのまぼろしに過ぎなかったのだろうか。母性と海はどこにある、かたちにならない愛のかたち。帰らなきゃならないのに帰る家がないというメッセージ。それは時代を超え、閉塞感や格差、孤独や個人、生々しくぶつかることのできない現代の世界性の中でより色濃く響き、演劇にしかつくれない、繰り返される言葉の新しさを持ち続けています。」と俊太郎くん。
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