原美術館へ。
写真集を先に見ていたけれど、ふんわりとした空間で見られてよかった。
実花さんがお父さまである蜷川さんとの時間を切り取った写真がどれも優しくて、蜷川さんの笑顔を思い出しました。
『日差しを受けるピンク色の花々を捉えた画面には、朝特有の青みがかった光がキラキラと溢れる。新しい1日の訪れを告げる静けさと眩しさに思わず目をつむってしまいそうだ。スポットライトを強く受け舞台から無人の観客席を眺めるような撮られた作品からは、まるで演出家として活躍していた父・幸雄がそこに立っているかのように彼の面影が浮かんでくる。』『会場では、生活の中の何でもない一瞬を慈しむ彼女の、あるいは、蜷川幸雄の視線があちこちに顕れている。そして、その視線を通した風景は、どんな絶景を捉えた写真よりも美しく愛しい。それは”この世界に別れを告げること”に間近で向き合ったものにしか見いだせない輝きなのかもしれない。』https://www.fashion-press.net/news/30296
お写真は明日へ。http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170515